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【米作と漢字 日韓の近似と相違 「河回村」追想-3】

弊社には韓国人スタッフが勤務してくれています。 それも「編集」スタッフとして先頭に立って活躍してくれています。 日本語のプロとしての仕事をこなしてくれているのです。 日韓で逆のことを考えたら、そのバイリンガルぶりに驚かさ […]

【村入口の道祖神? 韓国「河回村」追想-2】

河回村と漢字で書いて韓国語では「ハフェマウル」と発音する。 とくに「マウル」というのは村というコトバの韓国語表現だろうけれど、 日本のムラという言語以上に思えるほど雰囲気が感じられる。 最初この語感を聞いて、その表現のま […]

【明治開国・西洋建築との融合/日本のいい家㊳-18】

だいぶ長期間にわたって竹中大工道具館展示について触れてきました。 江戸期の技術熟成期間はいかにも日本的なディテールの深化。 鎖国という体制は国内の各地域産業発展ではそれを促進させた面があった。 一方でガラパゴス的な閉鎖性 […]

【道具を見れば腕がわかる世界/日本のいい家㊳-17】

竹中大工道具館展示を長時間、見てきていますが、 やはり日本建築、大工道具から見えてくるのは表題のような世界。 日本の在来木造技術は「木組み」という木の本性と対話する技術として そのための手段として道具を繊細に工夫するよう […]

【数寄屋大工と高断熱高気密大工/日本のいい家㊳-16】

竹中大工道具館での木造建築進化の歴史展示に沿って 日本史の流れと建築・道具の進化過程を跡づけてきています。 写真は展示のスケルトン茶室と新住協壁断面模式図の対比であります。 展示でメインになっていたこのスケルトン茶室を見 […]

【The大工仕事「スケルトン茶室」/日本のいい家㊳-15】

戦国から江戸時代へと元禄くらいまで日本人口は一気に倍増。 関ヶ原の慶長の頃1,300万くらいから3,000万を超えた。 この段階では歴史上最大の経済発展期だったことでしょう。 それにともなって全国で建築の需要は旺盛に高ま […]

【江戸期・木工技術と日本人特性/日本のいい家㊳-14】

竹中大工道具館での大工仕事と道具類の進化探訪シリーズ。 当然だけれど木造建築の進化には木材の製材工程が枢要な技術。 そのように視覚を定めて見ると多様な色合いが見えてきますね。 日本で木造技術がどのようなプロセスをたどって […]

【日本特異建築「天主閣」発想は信長/日本のいい家㊳-13】

さてきのう、戦国末期安土桃山時代を画した安土城をみた。 天主という不思議な高層建築への志向性はほかのアジアとは異なる。 三内丸山、出雲神殿という深層の日本建築文化が復興するかのように 旺盛な建築需要、日本中での城砦建築ラ […]

【戦国経済成長と建築道具進化/日本のいい家㊳-12】

室町の世は戦国期を含めて人口増加の時代。 1115年の平安末期で724万人ほどだったものが、1600年段階で1390万人ほど。 500年間でほぼ人口倍増している。(上智大・鬼頭先生「歴史人口」資料より) この歴史時間では […]

【室町期「大鋸」製材革命ビッグバン/日本のいい家㊳-11】

木材製材の歴史で「大鋸〜おが」は14〜15世紀室町時代に中国から導入された。 大鋸は長さが約2メートルあり2人がかりで左右あるいは上下から 縦挽きに挽いて木材を切る。木材建材の生産能率が飛躍的に上昇した。 竹中大工道具館 […]