本文へジャンプ

【日本人の死生観「土葬・火葬」 奈良・飛鳥探索-13】

明日香や奈良地方を巡っていると古墳の多さに驚くのだけれど、 それは印象論で実は古墳の多さでは兵庫県が一番だと言われています。 〜國學院大學メディア「ゼロから学んでおきたい「古墳」③」より抜粋。 <●古墳の数 文化庁埋蔵文 […]

【古代の建築デザイン「メスリ山古墳」 奈良・飛鳥探索-12】

飛鳥・明日香の地に隣接する各地にはロマンを感じるスポットが多数。 明日香から直線距離で5-6km隣接の桜井市にはこの古墳がある。 っていうか、古墳はこの地域にありすぎるほどある。 日本の王権がこの地を離れざるを得なかった […]

【経済を勃興させる激動期 奈良・飛鳥探索-11】

きのう、タイムカプセルという表現を使ったけれど、 現地を探訪し考古資料、展示などに触れ、 それを整理整頓しつつ分析的に時間を過ごしてきて、 時間をはるかに超えて民族のDNAをなまなましく追体験している印象。 このような飛 […]

【飛鳥宮「跡地整理」タイムカプセル化 奈良・飛鳥探索-10】

探れば探るほどに日本の国の「まほろば」の思いを強める飛鳥宮。 遠隔地からの訪問機会でもあり橿原考古博物館では疑問の湧き出るに任せ 学芸員の方に申し訳なかったけれど質問攻めさせていただいた。 ご丁寧に対応していただき感謝そ […]

【飛鳥京「噴水」のホントの意味 奈良・飛鳥探索-9】

「噴水」という言葉の定義はわからない。この石器構造物のことを 「流水装置」というようにも言えるのかも知れない。 日本の「噴水」始原については金沢兼六園まで時代が下るという説もある。 しかし最近2019年段階で橿原考古研究 […]

【古墳時代の「ブロック造」石槨墳墓 奈良・飛鳥探索-8】

さて今回の飛鳥宮探訪では橿原考古博物館の展示に非常に教えられた。 やはり考古の視点というか、物証に裏付けられた探究は 明示的でロジカルな世界での理解を教えてくれて非常に楽しい。 これからも時間を見つけて再訪できたらと念願 […]

【飛鳥宮時代の国際関係と暮らし 奈良・飛鳥探索-7】

飛鳥板蓋宮、浄御原宮の時代というのは文字記録が少ない。 聖徳太子の摂政としての治政時代ころになって仏教導入も積極化。 大阪四天王寺・法隆寺の建立など東アジア世界での政治・文化交流が活性化。 国際関係というものが徐々に喫緊 […]

【天武帝・飛鳥浄御原宮「エビノコ郭」 奈良・飛鳥探索-6】

天武天皇という存在は日本史の中で際だっている。 生年ははっきりせず没年は686年10月1日。 かれの生きた時代は乙巳の変(大化の改新)白村江海戦とその敗北、 兄の中大兄皇子・後の天智天皇による挙国防衛体制の構築。 そして […]

【飛鳥京の水道「樋菅・井戸」 奈良・飛鳥探索-5】

人間生存の基本は水。 この飛鳥の都でも多くの人が参集・住居するのにまずは水道施設がキモ。 山岳地形の日本での人類生存、文化発展を考えたら 目に見える河川と同時に豊富な地下伏流水利用も活発だっただろう。 山岳には豊かな保水 […]

【飛鳥宮「苑池」の国防的役割 奈良・飛鳥探索-4】

飛鳥宮が位置として特定された一帯は田園に変貌している。 今後、発掘調査が進展することで全貌がさらにあきらかにされ、 時間は掛かるけれど遺跡として保存される可能性が高い。 国の史跡保存にはさまざまな要件クリアが必要だろうが […]