本文へジャンプ

【宿場町と市場経済 中山道・浦和宿の町家-6】

この浦和宿の荒物(雑貨)肥料店舗・旧綿貫家は、江戸時代後期には確実に浦和で商家を営んでいた。1844年当時に描かれた「宿並絵図」に記録が残されている。周辺環境は農業が主体の地域だから、比較的に需要の多い店舗だったのだろう […]

【用を満たす店舗群「荒物肥料屋」 中山道・浦和宿の町家-5】

日本の街道というのは、経済発展の基盤としての流通の大動脈。律令制国家システムが本格的に導入された奈良の首都建設で大陸国家・唐の都市計画を導入したときに本格的に「官道」が整備されたと伝わる。律令制時代に、中央と地方国府とを […]

【町家の地割りと現代型住宅地 中山道・浦和の煎餅店-4】

浦和民家園」を探訪するシリーズ第4回目。このシリーズの第一回目はこちら→【関東の古民家探訪「中山道の高野煎餅店」-1】 街道筋に面した立地というのは多様な人びとの交易・交流を基本に置いた「地割り」。間口が狭く、奥行きが長 […]

【都市での生存手段建築 中山道・浦和の煎餅店-3】

街道筋の立地を活かした「煎餅店」の看板と「店先」の様子がわかる写真。そして広い土間では毎日、煎餅製造の作業が繰り返された。使い込まれたカマドからは、まさに生業を支えた火力の力強さを感じさせられる。 3枚目の写真は昭和30 […]

【オシドリとの会話・オオウバユリ開花】

朝の散歩路、昨日、時間を掛けて信頼関係を作っている(?)オシドリの一家のうちの若いオスの個体、立木の上でのポージングを撮影させていただけました(笑)。ウレシイ。 いつもはまだ睡眠中というケースが多いのですが、そのなかで元 […]

【イキモノシリーズ2 湯島聖天「亀の子寺」の氏神】

昨日の「カラス襲撃事件」記述では、どうも動物種への恐怖の感情を予期以上に刺激したかも知れません。本意ではありません、わたしは動物愛護の平和共存派であります。ただし、クマと子育て期のカラスはどうも遠慮させていただきたい(笑 […]

【失敗を恐れ消極的、が80.2%のニッポン人】

最近、脳科学者の中野信子さんがメディアでブレークしている。わたしはNHK-BSの歴史勉強番組「英雄たちの選択」の大ファンで、ここに彼女はときどき出演されている。で、歴史上の人物の脳の働き方目線でユニークな気付きを与えてく […]

【獅子舞ルーツ「伎楽」面の人間感情典型化】

聖徳太子絵伝の探究の余韻のなかに依然としてあります(笑)。2005年から「毎日更新」をスタッフから申し渡されて18年間、毎日欠かさずに書き続けていますが、そうすると自分の「数寄」な領域にテーマがどうしても偏っていくように […]

【飛鳥から平城京の空気感、日本語感】

現代の日本の首都は東京。その前は京都。一時期武家政治の中心地として鎌倉も。そしてそれより前は奈良。さらに遡ると飛鳥に至る。飛鳥時代には都の概念は「天皇のいる場所」という意味合いであって、必ずしも都市という概念ではなかった […]

【セリを摘む娘・聖徳太子の恋 法隆寺宝物館-15】

法隆寺宝物館「聖徳太子絵伝」記事、第15回目は聖徳太子27才の時の妻問い。ほぼ同時に世を去った愛妃「膳部菩岐々美郎女〜かしわで の ほききみのいらつめ」との出会い。このシリーズの第一回はこちら→端正なモダニズム「法隆寺宝 […]