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【素朴な恋情告白 芥川龍之介ゆかりの九十九里の庵-3】

九十九里という土地は北海道人からするとまさに沖縄やハワイやグアムといった南国の気風を感じる土地。北国で生まれ育った人間には、所詮見果てぬ気候風土に恵まれたパラダイス・夢の土地、といった語感にとらえわれる。おだやかな砂浜が […]

【大正ロマン・九十九里 芥川龍之介恋文執筆の庵-2】

現代でこの一宮館は「老舗」旅館として、またこの作家との縁を強調して人気旅宿になっている。じゃらんで見てみると結構な高級旅館ぶり。九十九里の浜辺が海水浴場として鉄道も開通して、東京からの観光客が押し寄せ始めた時代、そういっ […]

【芥川龍之介が妻に恋文を書いた 九十九里「芥川荘」-1】

さて今週はわたし自身の環境が大きく変わったことで、その節目としてのさまざまな整理整頓が続いています。が、ブログとしては徐々に通常の「人と住まい」というテーマでの深掘りに復帰したいと思います。 長年住宅の取材にベースを置い […]

【青森の松材が支えた1914年東京駅創建時の基礎】

さて本日は10月2日。弊社とわたし自身についてお知らせがあるのですが、本日付で仕事関係のみなさまに正式に封書でのお知らせが届きますので、ブログ上での報告は明日にいたします。なにとぞご了承ください。 そういうことから先週末 […]

【本日は上野不忍池の散歩道】

さて週末は東京での用件があって朝散歩は上野不忍池周辺であります。 はじめて東京に来た頃、いまから53年前くらいですが東京と言っても、東京と横浜の中間地域がフランチャイズだった。それは兄姉たちがそこに暮らしていたことが機縁 […]

【北海道の豊かな自然と人間社会、共生のルール】

猛暑に明け暮れていたことしの夏。9月もいよいよ最終盤でありますが、札幌では朝晩には結構な冷気を感じるようになってきました。毎朝の散歩に出掛けるにも、ジャンパーを重ね着して出掛けています。 最近、道東の方で家畜襲撃の被害を […]

【アステカの造形 vs鳥獣戯画マンガ文化 古代メキシコ-11】

これらの写真は特別展で示されていたアステカ文明の特徴を彩る造形作品たち。 わたしは少年期、マンガ少年を志していました。友人たちと作画にふけり、才能豊かな友人ともめぐり会って大いに刺激を受けてその文化領域の無限の可能性を感 […]

【戦国武田氏とも似た武闘派アステカ文化 古代メキシコ-8】

さて古代メキシコの東京国立博物館での特別展からの民族性探究、テオティワカン文化の地域に後継的に出現したアステカ文化についてであります。名前から刷り込まれているイメージはもっとも武闘派のイメージ。 実際にはその成立は142 […]

【東京国立博物館2022年度特別展の動員比較】

さてブログでほぼ毎日書き続けるのに一定のテーマ特定は不可欠なので、人と住まいという大テーマの範囲内でテーマ特定して書き続けています。そのうちにこういったテーマ毎に串刺しして「まとめ」にチャレンジもしたいのですが、時間が取 […]

【明治期日本画の大家・橋本雅邦 旧岩崎邸探訪-12】

日本の絵の歴史は、文化一般がそうであるように有力者の邸宅や城郭などを飾る床の間の壁絵、ふすま絵、板絵などにその画業が遺される。権力を装飾するなかで文化性は継承されていくというのが人間の世のならい。芸術作品と建築とはつねに […]