
わが家は、新築当初から増改築を経て、
屋根の形状を変化させました。
当初は全面的に無落雪形状だったのですが、
南側にハイサイドライトを設置して一部に傾斜屋根ができました。
そのリフォームから20年近く経っていますが、
ことしの屋根雪は非常に特徴的な降り方をしたので、
いまに至っても、面白い造形を生み出してくれております。
写真のようななんともいえない迫力ある造形(笑)。
シーズントップに大量に降った雪が非常に重く湿った雪で、
傾斜屋根からの落雪が超スローペースな「ずり落ち」を見せている。
それが前段の無落雪屋根部分にずり落ちて行っている様子がこれなのです。
普通の年には北海道らしい乾いた粉雪が積もるので
サラサラと落ちてくれる雪なので、
このように堆雪した様子は、初めて見る光景であります。
なんとも往生際の悪い様子のようにも見える。
屋根面からの「熱漏れ」はほとんどないようなので、
外気温状況と積雪の状況が3カ月ほど複合した結果として、
こういった「造形美」を見せてくれているのであります。
いま現在は気温上昇にあわせて、屋根端部から融雪水が落ちてきていて、
少しずつ、少しずつこの雪塊が縮小して行っている状況。
雪氷塊の裏側には、屋根板金のスジが刻印されています。
当初の湿った雪が冬の間中、凍結爆裂を繰り返しながら、
このようにしぶとく残り続けてきたものですね。
3月を迎えて、ようやく北海道でも桜前線の発表があった。
なんでもことしは札幌では5月3日開花予想なんだとか。
このような写真の状況のただ中、なんとも実感が湧きませんが、
それでも季節はゆっくりと推移していく。
北国の春の訪れへ、願いは切なるものがあります。
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Posted on 3月 5th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅取材&ウラ話 | No Comments »

今朝5時頃、って、ふつうは起きていませんね(笑)
わたしは朝型人間なので、本日は3時半頃に目覚めていて
前日の仕事以降の動きをチェックし必要な処理などをして過ごしていました。
で、その後、毎日のブログ執筆を行うのですが、
ちょうど居間に行ってキッチンで朝食支度の準備をしていたら、
戸外から重低音の公共除雪のエンジン音が響いてきた。
札幌はいまの時期、冬場に積もった大量の雪が気温上昇とともに
融けて、圧雪状態だった雪道がグシャグシャになる時期です。
クルマがこの軟弱路面につかまって動けなくなったりするタイミング。
わが家前は冬の間、近隣のみなさんといっしょに路面を
通りやすいようにと気を配っているのですが、
それでもこのグシャグシャ雪道には往生させられる。
やはりこういった路面状況には公共の力感あふれる除雪ブルが欠かせない。
その待望のブルドーザーがやってきてくれたのであります!
ところが、わが家の駐車場に前日たまたまカミさんのクルマが停めてあり
その止め方が若干ルーズになっていたのが気になっていた。
車道ではないまでも歩道には少しかかっているかも状態。
雪に覆われているので正確に目視確認は出来ないのですが、
そのままでは公共除雪の運用効率を下げる可能性がある。
公共除雪で、歩道部分までやってくれるとたいへんラクになる。
ということで、大急ぎでクルマを空いていた駐車スペースに移動させ、
(写真下方の右側がそのクルマ)で、ブルドーザーさんに身振り手振りであいさつ。
ブルさんもその様子を見ていてくれたようで、
そのあと、わたしの願い通りきれいに歩道部分も除雪してくれました。
結果、小さな公民連携、わが家周辺除雪でうまくいきました(笑)。
民の側でやるべきことを果たして、公共の仕事効率が上がるようにする。
それが結果として、民の側のくらしに大いに利益になる。
小さいことだけれど、民主主義社会の活性化法と思う次第。
こういう公民連携は大いに追究すべきですが、
今話題の森友学園なんたらとかいう問題の「公民連携」、
どうにも人間的な道徳観念において疑問を感じさせられます。う〜む。
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Posted on 3月 4th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 「都市の快適」研究 | No Comments »

わたしどもでは中小企業として本社札幌のほかに
仙台のオフィスも展開しておりますが、
ビジネス運営として、この拠点間の連絡体制構築は必須の課題。
なんといっても、日常的な業務連絡・会議など、
全社の意思統一の手段として、WEB会議の比重は高い。
従来、インターネットがそれほど整備されていなかった時代には
そもそもブランチの維持管理ということは、
中小企業では非常にハードルが高かっただろうと思います。
っていうか、ブランチ運営はその支店のスタッフの
属人的マネジメント能力に大きく依存せざるを得なかった。
こういったIT環境の進展は、中小企業にも
チャンスを広げてくれているということが言えるでしょう。
しかし、技術基盤はインターネット通信環境に大きく依存するので、
完全にスムーズな通信環境が実現しているとはいえない。
当社でもいろいろにチャレンジしてきていますが、
やはりいちばん大きな問題点は音声品質の問題。
たぶん通信が集中する時間帯などで、不安定な状況がある。
チョット調べたら、この音声問題がいちばんのキーポイントであることは
このWEB会議システムの最大問題のようで、
NTTなどの通信大手は、大企業などに数百万単位の
WEB会議システムを商品として提供しているのだとか。
そんな多額の環境投資は中小企業には難しいので、
あれこれの対策を施しながら、試行錯誤しているのが現状です。
写真は、たまたま当社を訪れてくれた全国企業のクライアントの方と
札幌と仙台のメンバーとの2元打合せを行っている様子。
こういった相互連絡が簡単に実現できることは驚き。
拠点間の会議システムでこういったダイナミックな関係構築が可能になる。
とくにコミュニケーションの仕事の場合、
こういった情報のきめ細かいやり取りが、本当に大切な部分。
こうした技術の進化進展もしっかりウォッチしていきたい。
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Posted on 3月 3rd, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: Mac.PC&DTP, 住宅マーケティング | No Comments »

札幌でもときどき遭遇するのが、カビくさい建物。
人間居住環境ではかならず湿度の維持が必要になります。
洗濯はそれこそ毎日でも必要だし、日本人の食生活自体も
主食のお米など水分の大きい食品が多いように思われます。
とくに北海道などでは冬場、洗濯物の室内干しも一般的。
そういう生活習慣でありながら、建物の断熱が不足していると
室内の温度差が引き起こり、冷却部位で結露してカビの胞子が付着し、
繰り返されることで増殖して、カビくさい空間ができあがってしまう。
札幌市内でそこそこ有名なお蕎麦屋さんとか、和風割烹のお店で
そういった建物に閉口させられた経験もあります。
使っている人が、気付くか気付かないかということはあるのですが、
たぶん、毎日そういった空間にいると鈍感にもなるのだと思います。
有名割烹の方は、名前だけで食べに行くような店なので、
「夏場を中心」に、まぁなんとか続いているようです。
和風の立派な床の間、聚楽の塗り壁という見てくれではあるけれど・・・。
一方、本州系大手ハウスメーカーで新築したお蕎麦屋さんの方は、
数年で建物ごと、そのお店がなくなっておりました。
食べ物屋さんで結露・カビの匂いに鈍感な作り手の店って、
ユーザー側からすれば、その味覚センスも疑わざるを得ない。
北海道ではそんな状況なのですが、
本州地域では、気候がまだしも温暖でそこまでのレベルではない、
でもやっぱりカビくさいよね、というお店は多いと思います。
平行移動して北海道で営業していたらアウトだなと思う。
結露とカビって、そういった問題なのですが、
先述のように、気付くか気付かないかという点が大きい。
食事などのお店の場合はユーザーは瞬間的に出会うだけなので
そのあと、あんまり行かなければいいだけなのですが、
住宅の場合には、長時間そういった空間に居続けていると
健康被害を引き起こす、その原因にもなり得る。
カビくさいことに、消臭剤とかの対症療法は瞬間的にしか通用しない。
原因は元から絶たなきゃダメなんですね。
基本的には断熱性能を向上させて、適切な温湿度コントロールが可能な
そういった居住空間にしないといけない。
ただ、どうしても「臭いものにふた」という対応になっている。
ニッポンの悲しい現実ではあるのですね。
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Posted on 3月 2nd, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング, 住宅性能・設備 | No Comments »

秋田の設計者・西方里見さんは、
紺屋の白袴よろしく、ご実家の古い家のまま長年居住されていたとか。
それがついに最先端の断熱住宅を新築されたということでしたが、
ニッポンのお寒い住宅事情は、そう一筋縄では解決しない。
住宅ストックは6000万戸を超えているけれど、空き家も820万戸。
このうち省エネ基準以上の家は、どれくらいか、
北海道ではようやく半数程度ではあろうと思いますが、
ニッポン全体を考えると相当に「お寒い」状況であることは明白。
西方さんの去年までを引き合いにしたら恐縮ですが、
わかっていてもできない事情もあるし、そもそも寒い家に住んでいて
それが寒い家だという認識もなかなか人間は持たない。
慣れ,習慣というのは人類が獲得してきた環境適応力にも由来する。
快適というか、不快でない空間の質というものを、
普段感じていない人は、そういうことへの想像力が持ちにくい。
しかし、生活シーンの中でそういうことに気付くチャンスは多い。
マンガを考えていて、そんな生活者に寄り添う視線で
さまざまな生活シーンを考えてみると、数限りなくそういうチャンスは見えた。
このチラ見せのワンシーンは、子ども1人夫婦2人のくらしを想定したけれど、
ニッポンの寒い家、朝起きてトイレに行く瞬間からスタートする(笑)。
わたしは、北海道での高断熱高気密住宅体験が長くなって、
「あさ、廊下が寒くてトイレにいくのが一大決心」みたいな
住体験、心理をすっかり忘却していたのですが、
それが関東でたくさんの住宅を取材してみて、
生活者のみなさんと取材で話していて、みなさん一様に
「廊下の寒さ」を訴えられた。まるでそれが常識だ、みたいにして。
そこではじめて気付いた、そうかニッポンの家は寒いんだと。
北海道の30年以上前の現実がニッポンでは延々と続いていたのですね。
寒けりゃ、あたたかくすればいい、という当然のことが、
そんなことができるわけがない、先祖代々こういう環境で生きてきた、
「いやー、さむい」とは口走るけれど、それは一種の愚痴、
冬の挨拶口上だよ、おまえ、みたいな生活文化のようにも感じた。
どうもそういう江戸っ子的な勢いに押されそうになるのですが(笑)、
一方では北海道ではそういう愚痴を言わなくても済むような
そういう生活の先進性が実現してしまっている。
そういった落差を強く感じ続けていたのであります。
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Posted on 3月 1st, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング | No Comments »


このマンガの主人公・青葉かつらは、いまどきの呼び名で「建築女子」。
北海道にある「きたぐに建築大学」の学生さんという設定であります。
祖父が奈良在住の宮大工という設定なので、
そのおじいさんの影響があって、建築を志すことになった。
祖父にしてみると、伝統工法に北国の「高断熱高気密」技術を
ハイブリッドさせたいと考えている。
伝統は革新をともなってきたから存続してきたという保守本流意識。
それでかわいい孫娘に北海道での勉強をさせているという状況設定。
教えている先生は、団熱太郎という名物先生。
きたぐに建築大学世界標準住宅学部の教授です。
日本の木造技術を活かした高断熱高気密化技術開発を実践研究。
まぁご推察通りのキャラクターイメージであります(笑)。
こういった背景人物像に囲まれて、
北海道のお隣の県である青森県に調査研究にきて、
青森の住宅をなんとか高性能化させようと実地で住宅研究をはじめる。
さてどんな住まいがケースに上がってくるか、っていう展開です。
全5作が出来上がっているのですが、
低断熱低気密の住宅から建て替えたり、
リノベーションしたり、最新の北海道の住宅技術が開示されてくる。
まぁマンガなので多少の誇張表現はあるのですが、
住宅技術の著書もある札幌在住の1級建築士・泉徹さんの技術解説・監修。
楽しく読めるけれど、スジはしっかり構成されております。
本の場合には、書店で「立ち読み」も出来るわけですが、
電子形態では「チラ見せ」というのがやはり必要だと思います。
そんなことで、テーマもシンプルにして、何回か
中身の一部をお見せいたしますので、ご確認ください。
その上で、以下のリンク先でよろしくお願いします。
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Posted on 2月 28th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング | No Comments »

ことしは北海道の「積雪状況」でどうも札幌西方面が積雪が多い。
札幌と言っても、面積が大変広く東京23区よりもずっと広い。
東京都23区 616.69平方km
札幌市 1046.19平方km
ということですから東西を行き来には高速利用になる。
実際わが家でもカミさんの実家は東南の端に近く、
わが家は北西部なので高速利用でも40分程度の距離。
一昨日から昨日に掛けては、
断続的にわが家周辺では降雪していましたが、
実家周辺や市内中心部ではあんまり降っていなかった。
札幌市のデータを見ても、中心部にある札幌管区気象台発表の
札幌の積雪深に対して、わが家周辺では10cm程度多くなっている。
ということで、一昨日から数度の雪かきをしていましたが、
昨日は起き抜けにすぐに雪かきしました。
で、さすがに連日のことでカラダが辛くなっていたので、
早朝から営業の近くの日帰り温泉へ。
ここは最近の高齢化社会に対応して、夜の営業時間を短縮して
その分9時オープンを7時オープンに変えてきた。
そういう早朝営業時間になってはじめて行ってみましたが、
けっこうな繁盛ぶりで、社会ニーズの変化を感じます。
で、帰ってきてから娘夫婦とカミさんの実家へ。
昼過ぎわたしたち夫婦だけ帰宅して朝以上に降っていた雪を除雪。
で、温泉入浴の疲れもあって、もうこれでいいだろうと昼寝。
カミさんに夕方5時前に起こされて気付いたら、
まったくこれまでの雪かきが徒労のような降雪ぶり(泣)。
ということで、3回目の雪かきに夫婦で挑戦。
写真のような夕景写真の状況にすることができました。
今朝目覚めたら、幸いにしてそれ以降は降らなかったようです。
一進一退の春の訪れ、
冬の逆襲がこんなふうにときどきやって参ります。
ただ、今週の天気予報では雨が数日、予想されてもいる。
どうやら今回の逆襲が最後の冬のあがきなのではと、希望しています。
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Posted on 2月 27th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 「都市の快適」研究 | No Comments »

娘夫婦が市内での新居に移るまでの拠点として、わが家にいる。
ネコのピーちゃんもいっしょにだ。
このネコは娘がひとり暮らしを始めてからずっといっしょにいる。
彼女にとっては、ひとりで過ごしていた時間をずっと共有してきた存在。
ときどきわが家に里帰りしたときにもいっしょだったし、
わたしが娘のところを訪ねたときにも会っている。顔なじみだ。
飼い主の娘の父親なので、威圧感を感じたりしないか、
不安もあったけれど、
数度、多少の時間を過ごして慣れてきてはいるようだ。
先週木曜日に来て、じっくりいっしょの時間を過ごせなかったけれど、
きのう土曜日、都合1時間くらいは親密な時間を過ごした。
カミさんといっしょに接していたのだけれど、
わたしが顔を近づけていったら、彼女(ピーちゃんはメス)も
わたしの鼻先にまで顔を近づけてくれた。
こっちは害意はないよと示すのに、目をつむって近づけたけれど、
それに答えてくれたようだった。
カミさんは「チョー面白かった、写真撮れば良かった」と言っていた。
わたしは自分でペットを飼った経験はない。
一度、幼い甥っ子が飼っていて実家で面倒を見ていたイヌが、
その飼い主の甥っ子と散歩中にクルマに轢かれて死んだことがあった。
その死を知ったとき、札幌の地下鉄駅構内で、
そのイヌの想い出が自分のまわりの空気のなかに入り込んできたような
そんな「別れ」の感覚が襲ってきて、無性にたまらなくなった。
ペットには死が人間より短いサイクルでやってくると気付かされた。
当たり前だけれど、直面すると二度とイヤだなと思う。
ものを言わないピーちゃんだけれど、
一緒にいて彼女の仕草、表情を見ていると安らぐ。
娘の過ごしてきた時間を共有してきてくれた彼女に、
なにか、特別な思いを感じていた時間だった。
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Posted on 2月 26th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅取材&ウラ話 | No Comments »


さてきのうご案内した旭川でのアース21の例会、現場見学です。
旭川は夏の最高気温が30度を超え、一転して
冬場の最低気温もマイナス30度近い寒さを記録する。
夏の暑さは一瞬だけれど、盆地特有の温度上昇もあるし、
また放射冷却も盆地特有という厳しい気候風土。
そういうなか断熱仕様は壁200mmが標準的で先進的事例では300mmを越す。
一番上の写真の住宅は300mmなので、窓の彫りの深さは、
それだけでも十分な「デザイン性」も持っているように思えます。
目鼻立ちが日本住宅らしいのっぺりとした顔立ちではなく、
むしろ陰影の深い欧米系の顔立ちのように印象されてくる。
そういった外観の特徴とともに、設備関係、とくに暖房給湯について
日本一、要求レベルの高さを保っている地域でしょう。
寒冷気候が厳しく、さらにコスト面についてのユーザー選別も厳しい。
そんななかで見学先の2事例。
「太陽熱給湯」利用と、床下暖房としてのファンヒーター利用。
この2つはコスト的には対比的。
太陽熱給湯の方は、まぁマニアックな選択で一般的な設備に比較して
年間で2万円ほどランニングが安くなるけれど、
償却するには40年かかる、というもの。
断熱レベルを上げて設備については可能な限りエコを追究したいという
そういった理念型の建て主さんの選択と言うことでした。
一方のファンヒーターの床下設置というのも実験的挑戦。
床下エアコンが一般的に使われているのなら、
エコジョーズ熱源利用でよりローコストな設備として
同じように温風吹き出しタイプのこちらを選択したもの。
こちらの住宅の場合には、建て主さんが大の薪ストーブファンで、
主暖房が薪ストーブ。建築側としてはやはりベースになる暖房をと考えて
こういった提案に至ったのだそうです。
北海道は電化が一時期暖房給湯その他で市場を席巻していましたが、
3.11以降の社会的変化のなかでまだまだ設備選択は決定打がない。
そんななかでどういう方向性があるのか、
エアコンという選択も大きな方向性にはなっていくでしょうが、
そのほかのチャレンジもまた、このように進んでいくものと思われます。
Posted on 2月 25th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング, 住宅性能・設備 | No Comments »

きのうは旭川で北海道の工務店グループ・アース21の例会出席。
2日間の日程ですが、本日札幌にて所用があり宿泊できず、
この時期なので、列車で移動しておりました。
って、この時期は北海道でも毎年、冬が最後の猛威をふるうので、
危険回避のために、列車移動を選択したものです。
乗ってみたら、これがまた快適そのもの。
1時間20分ほどの行程ですが、
クルマ移動では2時間半かかってしかも疲れはハンパない。
加齢と共に、こういったチェンジは大いに考えていきたい。
あえて日帰りでも参加したかったのは、旭川地区での住宅視察目的。
やはり北海道でも旭川地区は最寒冷地域なので、
住宅の建築条件がもっとも厳しく、そのなかで、
どのようなスタイルが根付き、そして変化していっているか、
定点的に年に1度はその状況を確認したかったのであります。
なんですが、まだ写真整理などできておりませんので、
その様子は明日以降にお伝えいたします。
で、移動に覚悟の必要な時期ではありますが、
ここのところ、札幌地方では降雪もさらっとした程度で推移していて
最高気温もプラスになってきております。
本州以南地区では梅の開花の話題が伝わってきている中、
まったく様相は違うのですが、
それなりに春の進行は徐々に進んできている。
事務所においてあるクンシラン、ふた冬目を過ごしているヤツですが、
気付かないうちにごらんのような開花ぶり。
室内観葉植物なので、外気とは無関係のようですが、
でもまぁ、それにしても多少は気候の暖かさは感じているのかも。
白い世界に慣れきっていて、色のよろこびをもたらしてくれました。
ここ数日には、身の回りにも大きな変化が起こってきます。
北国の春、ゆっくりとではありますが、
確実に季節は移ろっていく。喜ばしい限りですね。
Posted on 2月 24th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究 | No Comments »