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震災後の住宅講演&日ハム応援

きのうは、昼からは「北海道の家づくりを学ぶ会」主催の会で講演。
東日本大震災から以降の東北での住宅の状況のお話。
基本は建物の断熱性能である、というような趣旨でお話しいたしました。
でもまぁ、今回の東日本大震災はたいへん広域な被害なので
ほかの地域のひとたちには、リアルな伝達が届かない。
たしかに映像で伝えられる部分は大きいのだけれど、
それだけではやはり片手落ちなのだと思う。
結局は人間の感覚から通して伝わってくるものが必要なのだと思います。
マスメディアを通してたとえば、
「がんばってください」とは言わないようにしよう、
みたいなことがイメージとして流通していたりした。
ああいった情報って、そもそもそういうことを流したマスメディアという存在自体が、
かなりの違和感がある。言葉は悪いけれど、
こういうことを言われたマスメディア側の人間への違和感を
そういった形で現地の人たちが表現したという問題ではないのか。
その後の「絆・大合唱」のあとの、現在の「震災がれき受け入れ反対」運動まで
いずれにしても、現代のメディアの作り出す仮想空間的「世間」のほうの
異常さが際だってきているように思う。
わたしのほうからは、
被災3県での「住宅問題」に絞った動きをお伝えしているわけですが、
全体状況をしっかり把握した上で、
その本質がどこにあり、方向と位置感覚をしっかり持っていなければ、
報道する人間のレベルの違いによる混乱した情報ばかりになる。
先般触れたような読売新聞の、おかしな報道姿勢、
取るにも何も、枝葉末節に過ぎる被災現地での市会議員による車両使用の「疑惑報道」など、
こんな人間に報道を委ねている方に問題があるとしか思えない情報が
それこそ鬼の首でも取ったように駆け巡っている。
そういうメディアのていたらくが浮き彫りになっていて、
またそのことが、この遅々とした復興の動きに繋がっている部分も大きいと思う。
まぁ、機会があればまた、整理した情報をお知らせしたいと思っています。

その後は、盲腸から帰還した坊主と
札幌ドームで日ハム応援であります。
先日の開幕シリーズでは、まことにうれしい勝ち方だったのですが、
きのうは、しのぎにしのぎきった勝ち方。
楽天さんのまずい攻めで拾わせていただいたような勝利でした。
どうもチーム状態としてはやや下り坂なのかなぁ。
でもきのうは不振だったスレッジ選手の振りがだいぶ鋭くなったなぁと
第1打席のピッチャーライナーで感じていたままに、
第2打席では、わたしの坊主への予言どおりにホームランが飛び出して、
その回の動揺した相手投手のスキを付いたワンチャンスで逆転したまま、
逃げ切りに成功いたしました。
10安打打たれて1点に抑えたのですから、総合的チーム力で実力上位なのかなぁ。
ややフラストが溜まる試合でしたが、でもなにより勝ちが重要。
今日も頑張って欲しい。
がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!

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