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【芸術的な石灯籠と寄進者たち 東国三社探訪-7】

連載ブログのきっかけだったSuica紛失、地元警察からの発見のお知らせと再発行手続きの全プロセスは無事に完了して、残額6,500円ほどのカードはいまわたしの財布に仕舞い込まれています。 鹿島神宮への尊崇のこころは歴世の人 […]

【うつろう自然観のゆりかご鹿島神宮 東国三社探訪-6】

鹿島神宮のことについてちょっと巨視的という感じで6回のブログシリーズで書いてみました。 写真は鹿島神宮の楼門、拝殿正面、本殿の主要な建築装置3例。こういった建築デザインには、わたしたち日本人の美的感受性が集中していると感 […]

【水郷と森の涅槃・鹿島 東国三社探訪-5】

日本列島というのは縄文海進などの地形変化が常態化していた国土だということがだんだん明確になってきている。大陸や半島国家とはまったく違う「土地・風土」概念なのだということに気づかされるようになってきている。 現代わたしたち […]

【関ヶ原戦勝で奉納、鹿島神宮・奥宮 東国三社探訪-4】

この鹿島神宮の奥宮社殿は、慶長10年(1605)に徳川家康が関ヶ原戦勝の御礼に現在の本殿の位置に本宮として奉納したものを、その14年後に新たな社殿を建てるにあたりこの位置に遷してきたものとされる。 この社伝を信じれば、建 […]

【地震頻発の関東鎮守・鹿島神宮祭神 東国三社探訪-3】

まことに力強いお姿の鹿島神宮祭神・武甕槌大神であります。鹿島神宮奥の院のさらに森の中にある。暴れ狂う地震発生源・大ナマズに足を載せ、押さえつけている神々しく凜とした表情。わかりやすい(笑)。 きのう触れたようにこの関東の […]

【鹿島・武甕槌大神と出雲、ヤマト王権 東国三社探訪-2】

日本書紀の記述では、葦原の中つ国の支配権をヤマト王権が確立する過程は紆余曲折を辿り、出雲王権の大国主は最終的に鹿島の祭神・武甕槌大神(たけいかずちおおかみ)の遠征軍によって「国譲り」したことになっている。上の絵は越の国・ […]

【関東の地形変化と鹿島神宮の位置 東国三社探訪-1】

さて、昨日友人からの連絡で、無事に鹿島神宮にて紛失のSUICAカードの手続き関係が完了し、北海道札幌のわたしのもとまで郵送される手配が終わったと知らせを受けました。段々加齢と共に、こういう機縁でいただく人からの情に深く癒 […]

【ありがたい神恩か? 鹿島神宮SUICA紛失事件-2】

写真は鹿島神宮の「シカ園」のシカ君であります。紀元前の時代に起源を持つとされる伝承説話の類がロマンチックに残っているのが日本列島社会。もちろん真偽は定かではないけれどこの鹿島神宮でも、シカとの逸話が語られている。面白いの […]

【鹿島神宮の霊験、落とし物SUICAリターン篇-1】

先週には日曜日をまたいで、東京・関東に滞在していました。また再び東京ビッグサイトでのイベントにも参加してきたのですが、時間を見つけて休日にはこのブログの取材も兼ねて「鹿島神宮」と香取神宮、息栖神社の東国三社をライフワーク […]

【利根川東遷痕跡から鹿島神宮・東国三社地域探訪へ】

さてきのうまでで浦和の古民家園シリーズを終えました。 で、関東の古代の姿を再確認していくと、利根川の東遷という巨大自然改造が江戸時代初期に行われて、その結果として首都地域・江戸東京の地域的安定性が高まった様子がわかってき […]