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【古代北海道へ進出の海民 生業と大型住居】

北海道住宅始原への旅、スピンアウト6-7世紀の竪穴住居、きのうからの続篇。 蝦夷地と言われた北海道島では、やがてアイヌ文化に収斂したけれど、 その過程ではいろいろな民族的混淆があった。 大きな動きとして「オホーツク文化人 […]

【6-7世紀北海道海民・竪穴掘削の「鯨骨スコップ」】

さて「北海道住宅始原期への旅」ですが、本日は 日本国家が本格進出して札幌に開拓使本庁を設置した明治初期から 一気に1200年遡って「古代集落遺跡群」セミナー資料からの論考。 北海道では11-12世紀アイヌ期に竪穴から平地 […]

【冬の散歩道の「メム」 札幌の豊かな伏流水系】

ここのところ、ワンテーマ的に明治初年の北海道住宅始原期への 過去探索を続けてきておりますが、本日はちょっと小休止。 ブログという形式の特徴として毎日適度な分量を書けるので、 ワンテーマを継続探究することはやりやすい環境条 […]

【開拓使明治6年建築・基礎に地元産石材?】

北海道住宅始原期への旅シリーズ、2日間にわたって 明治6年開拓使建築の住宅サイズ「洋造建築」を見てきたのですが、 読者のShigeru Narabeさんから「洋造弐邸も本庁分局も、基礎に石山軟石を 使っているのではないか […]

【ケプロンも滞在?明治の端正デザイン「洋造弐邸」】

明治6年というのは開拓使の建築がもっとも活況を呈した1年とされる。 象徴的建築としての「開拓使本庁舎」の大工事が進捗し、 さらに「お雇い外国人」たちがどんどん入地してきて、 いかにも北米的な「洋造新都市」がその骨格を表し […]

【明治6年開拓使デザイン住宅「本庁分局」】

一見するとこれが明治の公共建築として建てられたことに驚かされる。 非常に装飾性が強い建築であり、開拓使の建築の中で異彩を放つ。 こうした建築はどのような色彩で彩られたのだろうか? もしカラー写真で残っていれば、そのまま現 […]

【乱世・影丸の絶句「遠くから来て遠くまで行くのだ」】

先日ブログを書いていて、 なにげにいただいたコメントで強く響いてきた言葉があった。 ここ3ヶ月以上明治初年の北海道住宅の始原期に取材した 「日本の住宅2.0」の原初を探る、みたいな「歴史の根掘り」作業に 集中してきている […]

【開拓使「脇本陣」明治4年11月➡5年1月竣工】

引き続き「北海道住宅始原期への旅」。 きのうは江戸期からの貴賓用の宿泊施設「本陣」を見ましたが、 本日はより庶民向き旅館の「脇本陣」であります。 きのうの本陣建築は基本的には和風の伝統的建築で新築され その後、お雇い外国 […]

【明治10年「教師館」前・クラーク博士送別儀礼】

北海道住宅始原への旅であります。札幌建設草創期の追体験「取材」。 この建物は明治5年の7月に完成した「本陣」建築。 本陣というのは、江戸期の「高級ホテル」というべきもの。 貴人(通常、身分制社会では大名などが相当する)の […]

【明治5年9月札幌邏卒屯所(警察署)】

本日は「北海道住宅始原への旅」であります。 明治5年には実にさまざまな建築が建てられるラッシュの時期ですが、 建築労働者を中心に本州各地域からの「出稼ぎ」札チョン人口の拡大は 治安維持の重要性にもつながった。 そこで明治 […]