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戦後67年目の夏の状況

仙台での活動が徐々に活発化してきています。
スタッフも増えたのですが、出張機会も多いことから、
車両を増やすことにしまして、その駐車場を仙台空港周辺で借りています。
以前借りていた「こだま駐車場」というところは、
看板だけは残っていますが、活動の痕跡は見られない。
その他、震災前にたくさんあった民間駐車場は、2〜3を除いて
再開のメドが立たない状況のようです。

そんななかで空港の海側の方で
若干集住的な街区のあったあたりで、再開していた駐車場があり、
お願いすることにしました。
空港から歩いても3分くらいの近さなのですが、
聞いたら、まだ電気も来ていないし、固定電話も引かれていない。
そういうインフラ整備について、明確な方針が出来ていないのだろうと思います。
やむなく連絡手段はケータイのみで、
その上、夜になってくると電気が通電していないので
自家発電装置をけたたましく動かしながら操業しています。
震災前から操業しているそうですが、
預かっていたクルマについての補償などは求められなかったのか、
というよりもきちんとした「不動産取引」としての契約書などは
そもそも存在していなかったのでしょうね。
いまは2ヶ月間の契約で駐車場を借りているという状態。
くわしくは確認していませんが、たぶん、その期間内なら、
「一時的駐車」というような範囲内に納まっているという法規判断があるのでしょうか?
震災という状況の中で、
仮設的ではあれ、こういう「復興」意欲というのは始原的なものだと思います。
震災から1年半近く経っていますが、
いまの政治や社会の状況を見ていると、それ以前の
「地方が過疎になっていく」構造がそのまま、むしろ勢いを得ているように思います。
政治というのは、社会が解決したいと思っていることがらについて
その解決策を処方箋として提示して
国民に選択を迫っていく、というものであるべきだと思いますが、
どうも民主党のマニュフェストに対する無惨な態度がまかり通ってしまっていることで、
モラルの真正な破綻が起こってしまっている。
震災からの復興について、
被災した3県をどのように再生していくのかの処方箋など、
まったくイメージを持っていない、というのが現状のようだと思います。
実体の伴わない官僚的な美辞麗句を並べ立てたような「復興計画」の
「ごときもの」だけしかなく、
目的自体がそうであるから、手段についても
意味不明な方向でことは進んでいきそうです。

本日は「終戦記念日」。
このような国家の光景が、戦後67年目の2012年の夏の状況なのですね。

<上の写真は仙台市内中心部のJR線をパスする名物トンネルの様子>

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