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【北海道食文化・ラムロール肉ジンギスカン】


きのうは下の写真の「ラムロール肉」を北海道から持参して
仙台市内某所にてジンギスカンパーティでした。
あ、けっして仕事と無関係ではないのです、ってイイワケっぽい(笑)。
まぁどうでもいいのですが、
北海道出身の方が仙台市内で住宅を購入され、ワケあってこういう展開に。
たまたま前回お目にかかったときに、北海道のバーベキューと言えば、
という話題展開になって、話し合っていた3人とも北海道出身で
「そりゃぁジンギスカンだべさ(笑)」ということになったのですね。
で、わたしが北海道在住なので、その肉と鍋の調達役になった。
ということで、きのう飛行機手荷物で持参したのであります。

わたし的に「寄せ肉」というように表現していたのですが、 一般的には
「ラムロール肉」というように言った方が正確なようです。
北海道にいれば一般的に馴染みのあるのは、このタイプの肉。
スーパーなどで普通に売られているのですが、
仙台のスタッフに聞いたら、こういうの見たことない、という。
食文化、こんなに違いがあるって、どういうことなんでしょう。
北海道ってやはり日本らしくないのか、
150数年も歴史が積層すれば、独自の食文化が形成されるのか、
こういった違いに呆然とする部分がありますね。
建て主さんご主人は函館出身ですが、奥さんは福島県出身。
で、なんと奥さんは成長過程でこういうラムロール肉を食べていたという。
っていうことは、宮城とその他でもまた食文化には違いがあるということか?
そういう食文化の話題でまたまた盛り上がっておりました。
大体、このラムロール肉は羊肉生産世界一といわれるニュージーランド産。
そこから北海道に「輸出」されていることは明らかなのですが、
それではかの国はずっと北海道の食文化のためだけに
その小さなマーケットのためだけにこの肉を生産し続けてきたのか、まさか。
そうではないとすればニュージーランドではどのように食べているのか?
誰にも情報がない。「仕方ない、ニュージーランド取材ですね」
という思いもしない話題展開まであった(笑)。

という次第でしたが、やはりこの写真のような肉の焼け方、
冷凍されたラムロールが丸い形状から徐々にほどけていく様子に
北海道ネイティブの人間はある郷愁が起こってくる。
そして鍋の駆体に刻まれた線刻を伝って落ちた肉汁をたっぷり吸った
野菜たちの甘味と肉を独特のたれ(地元社製ベルやソラチ)で頬ばる。
これが北海道さ、という醍醐味が広がっていくのですね。
東北南部の「芋煮」もたまりませんが、
北海道のジンギスカン鍋も、ぜひ根付いて欲しいと思いますね(笑)。
で、ご夫妻に、持参したジンギスカン鍋、ガスコンロ、さらに
北海道のブランド味付け肉「カネヒロ」1kgも贈呈してきました。
たのしい取材だったことをご報告いたします(笑)。

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