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【札幌の森 動物たち「光の真夏」】


今週は「夏至」になりますね。
散歩路でも小動物たちの活動が活発に展開しています。
北海道神宮の例大祭も15日の前後で挙行されましたが、
北の街の小動物たちもにぎやかな季節がやっと巡ってきた。
わたしは北海道神宮に毎朝参拝させていただき、開拓神社も遙拝後、
円山公園緑地から円山自然林を歩くのが日課です。
その周辺には、水辺や湿気の多い森などが散在しています。
上の写真は、最近活動がたいへん活発化しているエゾリス。
森を住み処として、神宮境内敷地中を縦横無尽に走り回っています。
土日になると多くの市民がかれらとの交歓を楽しんでいる。
きのうもきょうも、まことにたくさんの個体数で、
沢状の住み処周辺では、それこそあちこちに活発な活動ぶりが見える。
また、気付いた人たちが写真を向けたり、餌付けしたりする。
やむを得ないなぁとは思うのですが、
こういったエサやり行為がどんなふうに生態系を乱すのかは不明です。
下の写真は、池に営巣しているカモの一群。
母カモが卵を産み、ヒナたちが元気よく活動しはじめています。
5−6羽のヒナを確認しましたが、もっといるかもしれません。
こういった親子連れのかわいらしい様子はこの時期特有のようですので、
池のまわりには、いつも数人のひとたちが様子を楽しんで見ている。
イキモノたちには、大忙しの北の一瞬の真夏。
その活動ぶりを楽しく見させてもらっております。

さらに、先日「オオウバユリ無惨」と題して
インターネットでオオウバユリにシカが食害攻撃しているという情報があると、
それを根拠にして、人為による自然変化についてブログを書きましたが、
これはどうもわたしの勘違いである可能性が高まってきています。
今朝の散歩時に撮った写真ですが、これはオオウバユリのつぼみっぽい。
このようなつぼみを本日の散歩中にきわめて多数発見いたしました。
これが無事に開花していってくれると、
わたしのエゾシカ告発記事は誤解に基づく「濡れ衣」と判明します。
不明を恥じるとともに、そのことをうれしく思います。
エゾシカさんたちへ、そうだったら、ごめんなさいね。
ということで、本日は札幌の夏至近くの自然の様子をお知らせしました。

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