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無農薬野菜の収穫

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敬老の日を前に、坊主がおばあちゃんに電話したら、
草むしりの手伝いをすることになったということで、
家族で、カミさんの実家へ。
待っていたのは、夏の間、ずいぶん楽しませてくれた野菜菜園。
そろそろ、最後の収穫か、という感じです。
っていうか、ことしは北海道、モノなりが良くて、
わが家の家計はずいぶんと助かってきておりました。
今回も、大量の茄子に、ピーマン、枝豆、トマトなどが・・・。
菜園といっても、都合100坪ほどでしょうか、
まぁ、そうたいしたことはないのですが
それでも、収穫をし続けるのはなかなか作業が大変です。
老人には、腰をかがめての作業が大変でもあるので、
いきおい、娘夫婦にSOSが発せられるという次第です。
しかし、わたしにしてみると、とくにナスの糠漬けが好物なので、
大歓迎の事態なんですね(笑)。
たわわに実った茄子は、黒光りして健康の象徴のようです。
もちろん、自然栽培で農薬なども使っていないということなので、
そういう意味でも、大変喜ばしい。
やはり人間が口に入れるモノ、
素性が明確で、安全であることというのは、社会の基本だと思います。
折から、中国では赤ちゃんの粉ミルクにメラミンが
意図的に混入されるという恐ろしい事態が発生しました。
ただただ金を儲かりたいと考えた男たちが、牛乳を水で薄めて
ばれないように、タンパク質不足をごまかすために
人体には毒物であるメラミンを入れていたのだそうですね。
しかし、そのように納入された牛乳のチェックというのも
あの国の生産体制にはなかったということも、なんともずさんな話。
素通りしてしまって、過去2年間以上、流通していたという。
さらに、そういう赤ちゃんの命に直接関わる食すら、
食品を管轄する社会システムの中に監視チェックする機構がないか、
機能してこなかったという事実・・・。
なんとも、空恐ろしい。
資本主義の生産システムが世界的に拡大し、グローバル化する、
ということ自体は、必然的とは言えますが、
そうであれば、資本主義の基本ルールも拡大しなければならない。
いまや、グローバル化を声高に叫んできたアメリカが
金融的に破綻し、グローバル化そのものも問われざるを得ない局面。
アメリカの覇権による世界が、このような形で、
様々にゆがみと、矛盾を広げてきているように感じられます。
結局、食の問題が世界の基本問題。
こうした安全性が無視されていいわけがないことは明白です。
社会システムがこのような欠陥をさらけ出しているのであれば、
改善していく方向を考えなければならないと思います。
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