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【1913年の北海道住宅記事発掘(!) 旧有島武郎邸-6】

先般の記事で有島武郎の大正2年新築の住宅について、地元新聞社がNEWS住宅として記事掲載していたという情報をお知らせしましたが、先日、その110年前の7月9日付けの紙面をスクリーンショットできた。 はるかな先人の住宅ルポ […]

【温暖地海浜「通風重視」軽建築 芥川龍之介・九十九里の庵-4】

こちらの「芥川荘」を見学したいと旅館本館を訪れたところ、女将さんとおぼしき方がいらっしゃって、どうぞ見学ください、だけど台風に備えて雨戸を全部閉め切っていますから、申し訳ないがご自分で開けて、ご自由にごらんください、とい […]

【大正ロマン・九十九里 芥川龍之介恋文執筆の庵-2】

現代でこの一宮館は「老舗」旅館として、またこの作家との縁を強調して人気旅宿になっている。じゃらんで見てみると結構な高級旅館ぶり。九十九里の浜辺が海水浴場として鉄道も開通して、東京からの観光客が押し寄せ始めた時代、そういっ […]

【芥川龍之介が妻に恋文を書いた 九十九里「芥川荘」-1】

さて今週はわたし自身の環境が大きく変わったことで、その節目としてのさまざまな整理整頓が続いています。が、ブログとしては徐々に通常の「人と住まい」というテーマでの深掘りに復帰したいと思います。 長年住宅の取材にベースを置い […]

【1795⇒1896年「一族の家」100年の推移 旧岩崎邸探訪-9】

この旧岩崎邸は明治29年(1896年)建築とされている。いまから127年ほど前ですが、日本人というのは「家系」としてのイエ意識が非常に強く意識するもの。 岩崎弥太郎の生家は土佐の高知から40kmほど東に位置する安芸市に保 […]

【明治期建築テラス「異世界」と和館 旧岩崎邸探訪-8】

旧岩崎邸では表玄関側の表情以上に、庭園に面した裏側の外観表情がまことに異国風。 いかにも西洋人の建築デザインの素性を表しているのではないかと思う。日本建築でも庭園との視覚的な一体感というのは追究されてきたけれど、それは「 […]

【初源は徳川四天王・榊原邸 旧岩崎邸探訪-2】

東京には半世紀前頃に(笑)、8年間いたのでそれなりの土地勘もあるのですが、案外上野周辺というのは馴染みがほとんどなかった。逆に最近東京出張すると必ず美術館巡りをしたいのでその行動拠点として上野というのは、東京国立博物館を […]

【いま考える日本資本主義の草創 旧岩崎邸探訪-1】

本日から東京上野にある「旧岩崎邸」探訪記をシリーズで始めたいと思います。弊社では関東地域での「関東の工務店と建てる」別冊企画を無事出版しましたが、それをきっかけとして、住宅の最大消費地・関東について俯瞰的な視点で地域性の […]

【日本人の宗教実態とは? 氷川神社末社と安楽寺庫裡-1】

日本社会というのは本当に不思議な社会だと痛感する。先週末から一昨日まで東京・関東にいたのですが、実はSUICAカードを紛失してしまっていた(泣)。で、移動交通にさっそく支障が出るので善後処置としてすぐに紛失を届け出て、使 […]

【懐かしい家内制食品手工業 中山道・浦和の煎餅店-2】

当たり前のことですが、日本人は社会の中で必死に生きてきた。わたしたちが現在にまで生き延びてきたのは、先人たちが必死に生業を営んできたことのおかげ。この浦和の古民家には強く感じさせられる。 という感覚には時代背景、この煎餅 […]