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300km超、旭川往復

年を取ってきて
どうも、だんだんクルマの運転がきつく感じてきております。
動体視力の衰えというのは、やむを得ない部分なのだろうと思われるので
「疲れやすくなる」というのは、道理なのでしょう。
きのうは、旭川での住宅関係・北総研の年に一度の研究発表会があり、
ほぼ毎年通っているので、
大して考えることもなく、普通に朝早く出発したのですが、
どうも運転中、疲労感がこれまでよりもきつい。
ひとりでの運転なので、話したり出来ないので
気分転換というか、心理的な切り替えも出来ないのでしょうか?
札幌ー旭川間は現地まで150km超。
これまでなら、ノンストップでも別に苦になる距離とも思えないのですが、
どうも最近は、疲れが来やすい。
途中、岩見沢か、砂川のどちらかのPAで小休止すれば
大体、問題なく行けたところが、
きのうはその両方でトイレタイムを取って、その上、旭川についてすぐの
AEONで、コーヒーを購入したり、という次第。
これでは時間はぎりぎりにならざるを得ない。
で、なんとか時間ぎりぎりに北総研の建物に到着。
やれやれ、間に合ったと思って行ってみると、どうも雰囲気が静か。
事務所に確認したら、会場が旭川駅近くの「クリスタルホール」になっています、
という無情の宣告。ありゃりゃ、であります。
「会場」という案内は、そこで確認したらペーパーの一番上に書いている。
なんども来ているという慣れで、そういった部分に注意が働かない。
これも、高齢化の特徴なんでしょうか、
それとも単なるわたしのおっちょこちょいな性格の成せる技なのでしょうか?
苦い笑いと、ちょっと深刻な不安のタネの両方が、こころに生起してきます。
で、そこからも駐車場の場所を間違えたりと、失敗が重なって
会場に到着は、時間を遅れること30分以上。
お目当ての、鈴木大隆さんの基調的報告にはまったく間に合わず、
聞けたのは、最後のくだりの若干部分のみ。
その後、休憩になったので多忙な鈴木さんのところに行って
お願いしている件の念押し確認をしたのが精一杯でありました。
会場には、顔見知りのみなさんが多数いて、
休憩中はひたすら、挨拶のし通し。
その上、会場の建物の反対側には「旭川市博物館」があって、
そちらには、その著書を愛読させていただいている考古学者さんもいるのです。
あれやこれや、揺れ続ける発表会聴講でありました。

なんですが、昼食休憩時には
旭川市内の、旧岡田邸の見学にまで足を伸ばした次第。
写真のような建物です。
造り酒屋さんの私邸で、まことに贅を尽くした建築で
「動態保存」という保存運動を行っている歴史的建築物です。
どうも見ていたら、レストランのような施設にもなっているようで、
すでに「弁当」で昼食を済ませたことを後悔させられました。
せっかくなのに、内部観賞ができなかった、残念。
今度はぜひ内部を見てみたいと思います。

っていうようなことで、
ようやくにして帰って参りましたが、
帰り道もやはり睡魔もやってくる。
途中、岩見沢PAで、30分以上の仮眠も取っておりました。
ここんところの疲れや体調のせいか、それとも
本格的な高齢化の進展なのか、分析が必要だと痛感いたしました。
確かに、疲れは溜まってはいます。むむむ。
十分に注意して、安全運転を心がけたいと思います。

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