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【経済活動中心・東京に不安状況】

実相の定かでない不安の恐怖をまき散らす新型コロナウィルス。
ふたたび東京を起点として、日本の経済再開の足下を揺るがしている。
PCR検査の拡大に伴って、夜の街クラスター関連での感染例が不気味に上昇。
2日連続で200人超という上限張り付き傾向のアナウンス。
首都圏隣接各県などでもその影響から、漸増傾向。
危険回避という心理が強まってくるのは致し方ないところ。
また日本だけで経済回復といってもやはり世界との人的交流の制限が
本格的再開の足かせになることは避けられない。
一方北海道内の状況は、きのうの北海道新聞では要旨以下の通り。
「道と札幌市、新たに6人が感染 新型コロナ」
〜道と札幌市は10日、新型コロナウイルスの感染者を新たに6人確認したと発表した。
感染経路不明は4人。道内の感染者は計1272人(実人数)となった。
道内の日別の新規感染者が5人を上回るのは2日以来8日ぶり。
6人のうち4人は札幌市内で確認。市によると、会社役員の60代男性と非公表の1人の
感染経路が不明で、職業非公表の60代男性と60代女性は同居家族。
会社役員の男性は6月22日以降に東京滞在歴があったが、夜の接待を伴う飲食店は
利用していないという。市は「都内で感染した可能性がある」とみている。〜

こういった制約の厳しい中で、可能な活動でどこまでできるか、というのが今。
停滞状況、不安定状況は覚悟していくしかないのでしょう。
なんとも難しい局面だなぁと思わされます。
日本の地方はやはり東京との関係が最重要でまさに生殺与奪の部分。
地方だけでの経済活動には限界がある。
ちょうど世界に日本全体が制約されるのと同様に、地方は東京に制約される。
極限的な停滞を余儀なくされている旅行・宿泊関係業界への
支援策として「GoToトラベルキャンペーン」が7月22日からとアナウンス。
しかしここから2週間で状況が好転してくるきざしは感じられない。
いましばらくは、あまり打てる手はないのかも知れません。
まずは顧客先、スタッフその家族の健康最優先で企業活動はその制約範囲に。
ホント、手探りのような状況。共存共苦というスタンスで慎重対応でしょうね。

写真は円山公園の明治開拓以前からとおぼしきヤチダモの巨木。
自然のかわりなさがひととき、心の平安をもたらせてくれています。

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