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【素人アタッチ厳禁・電気工事のメンドさ】


ことし大きなリノベ工事を行ったわが家ですが、
「まぁこれはいいや」と思っていた照明で不具合が出ていました。
上の写真の様子なのですが、1階の居住部分のダウンライト照明のふたつで
蛍光管が切れてしまった。
で、取り替えようとしたのですが、1コを取り替えようとしたら、
なかなかソケットが外せなくなっていた。
最初の1コでは、なんと蛍光管に力を入れすぎたのか、
蛍光管そのものを破砕させてしまった(汗)。
蛍光管の着脱が嵌合させるタイプのようで、どのように揺すっても
ビクとも動かなかったのです。
で、やむなくちょっと強めに握って外そうとしたら、破砕した。
その後、ダウンライトの反射鉄板部分も外せたので
その嵌合部位を確認しましたが、長期に使用(15年以上)だったので、
細かなホコリ、湿気でなかば接着みたいになっていた。
そのダウンライト1コのときには「まぁ1コくらいなくてもいいか」と放置したのですが、
こういう寿命はほぼ連続して発生してくる(泣)。
で、もう1コの方も寿命が来た。今度は慎重に思ったけれど、
こちらも素人がなんとかできるレベルは超えていた。
どうも、外さなければならない器具に対して扱える作業領域が狭すぎなのです。
どうしても専門的扱い方を熟知していなければアタッチできない。

ほかの照明は蛍光管でも一般的な円形であったり、棒状の長い普通タイプで、
このダウンライト型は、今回がはじめての交換修理機会だったのです。
ほかには電球タイプでネジ状にまわしていく一般タイプなので、
これらは素人のわたしでもまったく問題なくここ27年間は問題なくメンテできていた。
ということで照明器具交換の容易さを考えて、クルクル回すタイプに変更をお願いした。
まぁ、わたしの拙いDIY力量では範囲以上と思われたのですが、
よく考えたら、電気関係の配線などの工事は業者さんに基本は依頼している。
許認可を得ている資格者が扱うということが法でも定められている。
アメリカなどでもファンダメンタル オブ エンジニアリング(FE)
プロフェッショナル エンジニア(PE)といった資格者が工事するようにとなっている。
電気配線はヘタをすれば火災発生原因になったりするので仕方ない。
きのうの土曜日、この工事を集中してやってもらいました。
結局あれもこれも、ということになって、完了させられたのでひと安心であります。

とくに現代住宅は「設備」の分野がどんどんと拡張してきている。
パソコンでもLAN配線などで複雑な経路確保の必要があって、
家中、下の写真のような露出配線がやむなくなっている。
新築時には壁の中で処理することも可能でしょうが、
そのように壁の中に収めてしまうとそれはそれでメンテがしにくくなる。
わが家の今回のリノベでは、過去数回の大型リフォームがあって、
電気配線工事がチョー複雑になっていて、
工事側にして見たら基本的に安全側で見積もりしていったらたいへん大きな金額。
建築工事の方は目に見える見積もりであるのに対して、
こういう設備系工事の見積もりはたいへん難解だと思わされました。
こういった傾向は今後とも増大して行く気がします。
ブラックボックスにならないような行政的対応が必要だと思います。
基本的には、高度資本主義社会では規制緩和しか経済成長要因はありえない。

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