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あれから4年、東北リアス海岸地域取材

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さてきのうから3月。
本当に時間の経過は早いものであります。
東日本大震災からも、今月で丸4年となります。
当社では、東北に根ざした住宅雑誌を発行するものとして
「東北の住まい再生」という住宅情報雑誌を
岩手県・宮城県・福島県の後援を得て編集発行しました。
被災し、応急仮設住宅に住んでいるみなさん向けに
全国の住宅関係企業の協賛を受けて無料配布の形で
住宅再建にあたっての情報として、3年間で合計6冊お届けした次第。
発行に当たって、各地に取材にうかがってきましたが、
その後の、現在の様子もしっかりこの目で確認したいと考えて
八戸から国道45号線に沿って、リアス海岸を南下してみました。

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写真上は、現在の宮古市田老地区の様子と
宮古市郊外の高台での住宅建設地の様子であります。
原発過酷事故の福島県はまた、歩みが違いますが
岩手県・宮城県では、高台の移転用地が相次いで整備されつつあり、
各地で活発な住宅再建現場を確認することが出来ました。
いま建てられている住宅は、比較的に資金的なゆとりのある層が
多いようで、再建に当たって「コンパクト・低予算」が
大きなテーマだったのとは、やや様相が違う、ごく普通と
言えるような住宅が多く建てられています。
一部には災害公営住宅とおぼしき大型建築も散見される状況。
建築関係事業者の活動も活発に展開されているようで
各地で「住宅見学会」が行われていました。
なかには、コンビニを自社で建設運営しながら、
そのとなりに現地事務所を建てているような会社も見られました。
このあたり商魂たくましいなぁと思いはしますが、
しかし、そういった積極的な姿勢も地域の活力を呼ぶものだと思います。
この様子は、いずれ、誌面・企画などでご紹介する予定です。

なんですが、
トータル450km近い走行距離、時間も12時間超になったので
さすがに、やや疲労感ハンパなくなった。
ちょこちょこと停車して歩きまわるし、
運転ばかりではないから、と楽観していましたが
ダメであります。
最後は仙台のホテルに転げ込むようにして到着。
たまたま温泉付きのホテルだったので
無事生き返らせていただき(笑)、まことに助かりました。
で、風呂から上がったら、遅れに遅れていた原稿データも到着・・・。
こういう喜ばしいことがあると、元気も回復いたします。
やや夜なべ気味に、一気にデータ仕上げをしておりました。
ふむふむやれやれ・・・。

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