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【わが家の「暖房安全保障」-2 車バッテリー下見】

きのうはクルマのバッテリーに直接接続させて、それをインバーターに繋ぎ
一般的な100Vコンセント電力に変換して利用し冬期の必需品・暖房器への
起動電源を確保させる〜北海道の冬でも最低限、生存可能な温熱条件を
確保させる「暖房安全保障」の道筋を考えてみました。
同様の問題意識から、北海道の全住戸295万戸に対して、「暖房安全保障」として
太陽光発電1kw相当を配布設置する「緊急公共事業」を提案したのですが、
こちらは提起はできてもいかんせん民意の合意形成が不可欠だし、
いまの政治社会状況でこういう提案に即座に賛意が得られる可能性は高くはない。
また当然のように「時間がかかる」ので、緊急対応は別に「自己防衛」的に
考えていかなければならない、という問題意識からでした。
また地域に根ざす住宅メディアとして、ReplanWEBマガジンや次号の雑誌誌面で、
さまざまにエネルギー危機を「いなす」断熱強化や自然エネルギー自立型、
いわゆる「オフグリッド」志向の住宅事例も「キャンペーン」展開していこうと
意志してきています。こういったいわばドンキホーテ的な行動でも、やることで、
いろいろな反応が多少なりとも起こってきて、この問題への社会の対応力が
高まっていくと信じています。
そういうなかReplan誌面やReplanWEBマガジンでエネルギーや住宅設備の連載を
お願いしている東京大学の前真之先生から、突然電話連絡をいただいた。
聞けば授業の一環として、学生さんたちと「北海道のエネルギー危機」について
話し合いを持ち、学生さんたちから「危機対応提案」なども寄せられているということ。
ご縁のあるみなさんから、こういった世論喚起に繋がる行動をいただけることは、
北海道に暮らすものとして率直にありがたいことだと思っています。
また北海道の状況について学生さんたちとの授業にSNS利用で参加の依頼も。
危機はやむを得ないけれど、それに対して多くの知恵と工夫で立ち向かって行けば、
希望は生まれてくると思います。

さて、わが家のクルマ、通常使用はホンダのガソリンタイプのVEZELであります。
ハイブリッドもあるのですが、販売店の担当者から、車種選択に当たって
ほかの社用車が雪に埋まったときに引っ張り上げるパワーが必要だと伝えたところ、
いまのところガソリン車の方が4WDタイプとしては「オススメ」だと言われたヤツです。
写真は初めてマジマジと見てみたボンネット内部のVEZELのバッテリーであります。
いやはや、まったく整備していないことが明白でお恥ずかしい(汗)・・・。
なんですが、バッテリーから接続する端子がどうもわからない。
これまでNISSANのEXTRAILでは何度か自車バッテリーから他のクルマをヘルプした。
過去の経験から接続端子を特別意識したことは無かった。
プラスとマイナスの接続端子はこれまでは一目瞭然にわかった。ところが、
このVEZELではどうも勝手が違う。プラスは見えるけどマイナスは??
車整備は人任せだったので、この状態がデフォルトなのかどうかもわからない。
WEBで検索してみるけれど、どうも検索言語もピッタリ当たってくれない(泣)。
こういうときに限ってホンダの販売店は休日。う~~む、であります。
結局、きのうはこの「下調べ」だけで出張出発の時間が来てしまった。
まぁ幸いにしてきのうから今日にかけては地震・停電は無かったけれど、
なんとか早くバッテリーをしっかりチェックし、家電への給電方法を確立したいもの。
わが家の備えを確実にして、こうした経験知を情報拡散していきたいと思います。
住宅の危機対策からクルマのチェックになるっていうのはまことに思わぬ展開。
ただし、きのうから関西出張でして、帰還は5日夜。
いったんはプロジェクト進行は休止せざるを得ません。また進展に合わせて
寒冷地「暖房安全保障」の探究、情報拡散に務めたいと思います。

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