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【姫路藩経済・公共事業の担い手主体 兵庫福崎三木家住宅-5】

姫路藩というのは大阪・京都にもほど近く、明治以降開港した神戸が勃興する以前は国内統治の要衝地として、ながく徳川幕府時代には親藩・譜代大名が統治していた。 有名な姫路城を建築した池田氏も、小田原合戦で滅んだ北条氏に嫁いでい […]

【戦国敗残家系はどう生き延びたか? 兵庫福崎三木家住宅-4】

最近身近な人間からブログのチェックを受けてきてありがたい。で、今回「三木家住宅」のことを書き始めたら「これ、シリーズ化するの、しないの?」という問いかけ。まことに指摘されるとおり,あいまいなまま書き進めてしまった。遅れば […]

【庄屋家の8歳神童1831年の絵 兵庫福崎三木家住宅-3】

江戸期の播州での三木家のひとびとの消息がこの福崎には詳細な研究と共にあきらかにされて遺されている。この家の当地での足跡は明暦元年(1655年)に、当時の姫路藩・榊原家から「新田開発」の事業要請を受けた英賀城の末裔で酒造業 […]

【江戸期経済を支配の庄屋とは? 兵庫福崎三木家住宅-2】

きのうの続きです。江戸期の姫路藩、播州・福崎の地域経済を中核として運営していた「庄屋・三木家」再訪篇。江戸期は「武家による政治支配」体制だけれど、それは武力支配の構造が基本ではあるけれど、一方では年貢の取り立てや管理など […]

【信長が見ていた戦国期・堺の風景】

わたしは関西に出掛けるときには、基本的には堺の町に逗留することにしています。京阪神地区をあちこち、さらに奈良や兵庫県深奥部などにも距離的に行動しやすく、適度に田舎感があって「関西でのホームタウン」として親近感を持っていま […]

【青森の松材が支えた1914年東京駅創建時の基礎】

さて本日は10月2日。弊社とわたし自身についてお知らせがあるのですが、本日付で仕事関係のみなさまに正式に封書でのお知らせが届きますので、ブログ上での報告は明日にいたします。なにとぞご了承ください。 そういうことから先週末 […]

【絵文字によるアステカ文明記録文書 古代メキシコ-12】

アステカ文明を日本史側と対照させてみるという企画ですが、日本史では他国からの征服を受けた経験が太平洋戦争以前にはない。例外的に現在がアメリカによる占領を経て欧米文化を受容したということで、それ以前の直接的な日本史上の例は […]

【アステカの造形 vs鳥獣戯画マンガ文化 古代メキシコ-11】

これらの写真は特別展で示されていたアステカ文明の特徴を彩る造形作品たち。 わたしは少年期、マンガ少年を志していました。友人たちと作画にふけり、才能豊かな友人ともめぐり会って大いに刺激を受けてその文化領域の無限の可能性を感 […]

【アステカ戦士の偶像vs織田信長 古代メキシコ-10】

メキシコでアステカが繁栄した時代、活発な国内的内戦状況という似たような状況だった日本では、織田信長からはじまる天下統一の動きが活発化していた。 写真上は、アステカの戦士の勇猛さを表現したとされる「鷲-ワシ-の戦士像」。制 […]

【世界宗教と異質なアステカ太陽信仰 古代メキシコ-9】

人類の進化史のなかではさまざまな宗教が生まれ、独特の価値体系が民衆に信じられていた。中米のアステカはそういうなかでも特異な存在だろう。日本の戦国時代に相当する時代に発生したこの文化圏は、周辺地域に対して非常に好戦的に戦争 […]