本文へジャンプ

【挑戦的試行が不思議に調和の外観デザイン】

写真は旭川で見学したファミリー家具屋さん。
自宅に隣接した、面白い外観を見せる家内手工業的アトリエ。
アトリエなので、デザイン的には凝りたい。
っていうか、周辺からは「あれなに」的に目立たせたい。
「おお、こういうセンスなら相談したい」みたいな期待を込めた。

家具屋さんらしく、ブラインドに隠れた正面のガラス窓は
ガラスだけを仕入れて、窓枠は自分でDIYで作ったのだという。
手作り木製サッシなのですね。
なので水仕舞が心配なこともあってか、軒の出を張り込んだ(笑)。
外皮側には「外付けブラインド」を仕込んだ。
秋田の西方さんが使っているような輸入物を使用した。
それはまだ日本で一般的ではないものを積極的に取り入れて
「先進性」をアピールするという意味が高いのでしょう。
しかし、ここは秋田ではなく北海道旭川。
積雪は年間7mくらいになるし、屋根の堆雪も常時1mを覚悟する。
したがって軒の出については頑丈最優先にしたい。
っていうか、このあたり本来はあんまり挑戦的にはしたくない。
危険回避型で当たりたいけれど、
前述の心理から、これもまた2×12くらいの材料を使って
大きく張り出させています。
その陰影感がブラインドにも降りてきてタテ横のストライドで
デザインコンセプトとしている。
そしてさらに、手前側の枕木と芝生の縞々模様が、
こういったデザインコンセプトを、より強調させる働きをしている。
まぁ、これでどうだ、とでも言わんばかりのアピール。
こういったプロセスを聞いていて、そういう作り手の心理に
大いに共感を持った次第。

そもそもこの建物は既存のごく一般的な中古2階建て住宅を
購入して、店舗使いにリノベしている。
2階部分はきれいさっぱり解体して平屋としたものだそうです。
残せるモノは使って、あとはかなり自由な挑戦をしている。
なにか、全体として「遊び心」がビンビンと伝わってくる。
こういう若々しさが年寄りには羨ましくなってくるのですね(笑)。

【世界で60位と6位 ニッポンの面積】


本日はすこし住宅を離れた話題。
安倍さんがイランを訪問して米ーイラン関係の和平工作を行っている
そのちょうど最中に、ホルムズ海峡で
日本の会社が運行しているパナマ船籍のタンカーが攻撃を受け炎上した。
幸い乗組員には大きな被害がなく、輸送されていた内容物にも
被害が及ばずに、積み荷の入れ替え作業などに着手しているとのこと。

この民間輸送タンカー攻撃を巡って、
イランが仕掛けたのだと断定的に情報を流すアメリカと
乗組員を救助して「攻撃者を特定する」とアナウンスして
アメリカによるフレームアップをはねのけようとするイラン。
奇しくも日本というキーワードで情勢がうねってきている。
ふたたび中東を通ってエネルギー源が運ばれてきている
日本のエネルギー事情が浮き彫りになってきている。
帰国早々にトランプさんと「電話会談」をこなした後、
安倍さんは注意深く言葉を選んだステートメントを発表した。
いまのところ、アメリカの言う通りの意見を発出せず、
政府見解として菅官房長官は
「ご指摘の事案の詳細については、引き続き情報収集中であり、
その背景を含めて、予断を持って発言することは控えたい。
いずれにしろ、今回の安倍総理のイラン訪問については
イラン側も高く評価しており、地域の緊張緩和の観点から有意義だった」
と努めて冷静な姿勢を発出しているという段階。
今後、ことの推移がどうなっていくか、予断は許されないでしょうね。
安倍さんのイラン訪問というタイミングで起こったということは、
その「一石」の意味を巡っても国際的なパワーバランスが動く
そういう安全保障環境にニッポンがいることが明瞭に示された。

しかしエネルギーということではニッポンの安全保障、
きわめて危うい現実が端的に露見したといえるでしょうね。
図はニッポンの領海+排他的経済水域での海底資源分布推定。
明治の開国以降、日本は常にエネルギー資源確保の国策に
対外的精力を使い尽くさなければならない構造。
図のような潜在的な海底資源が活用出来るようになれば、
国家戦略は大きく変化していくのでしょうね。
国土面積は世界で60番目の弱小国家。
一方で領海+排他的経済水域を含めた面積では世界で6番目の広域国家。
技術力をさらに磨いて、こういう資源活用を急げないものか。

【家具高さ調整アジャスターの逆転発想?】

家具屋さんと建築業界というのは、切っても切れない関係。
しかし自ずと技術方向が微妙に違う部分がある。
旭川は「家具の街」ということから、
いろいろ見ていると新発見があったりします。

テーブル選びではまずは面材が、家具嗜好要素の基本ではあるでしょう。
さらにテーブルはなんらかの「脚」をつけてテーブル面の高さを
その使う人の最適な高さに調整する機能がついている。
その面材をどう乗っけるかの脚についても
機能性とデザイン性の双方からあれこれと趣味が分かれていく。
そのなかで驚いたのが写真の「高さ調整アジャスター」。
テーブル脚の高さ調整アジャスターというのは、
てっきり脚の「下部」にあるものと思い込んでいた。
そういうなかば「常識」をひっくり返しているのがこの金具。
面材と脚の中間にあって面材の直下にある。
実際に手で触れて調整してみると
テーブル面の方が微妙にゆれ動いて高さ調整できていた。
形状が逆三角錐型で、テーブル面に対して荷重を受けつつ、
けっこう軽い操作性で調整することができていました。

たしかに脚の下部でも、このように面材の直下でも、
荷重としては大して変わらないだろう、いやむしろ脚の自重も
そこに加わるからこっちの方が合理的とも言えるのかも知れない。
面材の木はそこそこ薄く仕上げられていたので、
「ちょっと浮かせて」作業するのは脚下よりも距離が近い分、
操作が軽快になるかもしれない。
こういった工夫というのはわたしが知らなかっただけで
ごく一般的に知識としてあるのかも知れませんが(笑)
多くの住宅建築専門家のみなさんも面白がっていたところを見ると
あながちそうとも言えないのだろうと観察していました。
家具と建築、木を加工するという別領域間で、
知恵と工夫のシンクロする現場をたのしく拝見しておりました。

【IoT モノのインターネットと住宅の現在】


モノのインターネット、IoTというものが
「急速に普及する」と言われてきている。
で、そのキー端末として「スマートスピーカー」の出荷が挙げられる。
いまのところ、下の写真のような端末をリビングなどに置いて
「今日の天気は?」とか聞くと、WEB経由での情報を答えてくれたり、
「きょうの日経新聞を読んで」というと、
アプリ(スキルと呼ばれているそうです)を契約していれば、
朝の忙しい時間に、「米中貿易摩擦は・・・」などと
音声で知らせてくれたりする、というのが一般的な使われよう。
家庭内で音声登録した家人がWEBに溜め込まれたデータを
「音声」を使って呼び出して生活利便性を高める、というのが
基本的な定義ということになるようですね。
昨日、そういう講演を聞いておりました。

昨年のクリスマス商戦でAmazonの端末がバカ売れして
アメリカでの「世帯普及率」が急速に高まったとされていた。
techcrunch.comというインターネットメディア調査では、
「アメリカのスマートスピーカーの世帯普及率は2018年に41%に達し、
2017年の21.5%に比べて倍近い増加だ。」とされる。
たしかにパソコンやスマホで「検索して情報を摂取する」という
人間動作をキャンセルして声で代替するというアイデアは
悪くはないのかも知れない。
しかし現状では家電などの操作を声で代替する、というような
利便活用が考えられている程度の段階。
それも家電機器を買い換えるときに、ようやく対応できるようになる、
とされている。既存家電が対応できるワケではないし、
今後の需要をにらんで、家電メーカーもそういう仕様を
製品に搭載して価格上昇させ、それで売れるメリットがあるかどうか
まぁ「様子見」というのが現実のメーカーの姿だろうと思います。
いまいまのアメリカ消費者の「もっとも利用されているスキルは?」
という質問への答は、Amazonプライムサービス関連とのこと。
自社のビジネス領域での「最適」なゲート機能を果たさせている。
端的に言えば、特定企業の「ユーザー囲い込み」ツールではないか。
いまのところ、AmazonとGoogleがシェアを分け合って、
Appleも苦戦しているとされている。

講演された方は、このスマートスピーカーに特化した
サービスを展開されているというバイアスが掛かった考え方でしたが
どうも「IoT」がそのまま、スマートスピーカー利用のものだけなのか、
まだわからないのが実際ではないのだろうかと思われました。

【最北の住宅最前線 旭川現場見学】


きのうと今日、2日間日程で旭川での地域工務店グループ・アース21例会。
地域工務店は各社ごとにそれぞれに戦略を立て、
その地域の中での生き残りを図っていく存在ですが、
やはり一番の武器は「情報力」だろうと思います。
それぞれが自社で戦い方を考えていくのはもちろんですが、
そういった動きを相互に確認して、情報交流することの意味は
相当に価値が高いと思います。
それも実際の建物の中でどのように実践しているのか、
現場見学でナマの形で摂取していくことの意味合いが高い。
そういうことで、現場見学会がきわめて重要だと思います。

きのうの1日目は午後からの見学スタートでしたが、
なんと6件の住宅現場を見学させていただきました。
そしてその各所からの移動の時間の間にも
バスの車中で見学先での気付いたポイントについて
活発な意見交換がされていた。各所でいろいろな見どころがありましたが、
きょうは1つだけご紹介します。
写真は最近施工例がたいへん増えてきている「モールテックス」。
この写真は洗面スペースの様子ですが、
この洗面は加工しやすい木で形状が造作されたものに対し、
表面仕上げとして薄く左官仕上げされるだけで、
十分な防水性、デザイン性が獲得されています。
従来はこの全体をモルタル仕上げする必要があったけれど、
表面仕上げするだけで水回りの仕上げが可能になっている。
海外住宅と日本の住宅の作られようでいちばん違いがあるのは
「水回り」だと思います。海外では施工が非常にカンタンだけれど、
日本は重厚な防水仕上げが求められるのが一般的。
簡略化することの意味合いは現場的に非常に大きいと思います。
いろいろな会社でこの素材のことについて聞いていましたが、
今回、施工例として実際に手に触れ、取材することができました。
東北でもつい最近、こうした施工例を確認していたので
参加されたみなさんと話題にしていたら、
はじめて施工例を見たというみなさんも多く、
その現場でさっそくいろいろな意見交換会が展開していた(笑)。
こちらの施工例は美容院兼用住宅ということで、
施主さんの感度が高く、インテリア全般についてのこだわりも強いので
いろいろな素材使いにおいて面白い発見がありました。
2枚目の写真はこのモールテックを使って
居間のティッシュボックスまでオリジナルで作ったもの。
施主さんがこの仕上げについて深く興味を持った様子が
自ずと伝わってきました。

【構造木組み経年美=リノベにしかない魅力価値】

写真は先日見学したリノベの「モデルハウス」。
山形県米沢市の「アジリノベース」です。
新築でのモデルハウスというのはふつうにあるけれど、
リノベでは、なかなかないと思います。
古い家を現代的な「使い勝手のいい家」に改装するだけであれば、
そのモデルとしてのコンセプトは新築住宅と変わらない。
フルリフォームであっても展示内容にはあまり個性はない。
リノベであることが明確であるモデルハウスというのは、
なかなか表現が難しいのではないか、と思っていました。

その悩みどころの末に行き着いたのがこのモデルハウスでの手法。
写真に見えているのは、屋根の架構を支える木組みを
既存では天井板で見せないように仕上げていたものを
その天井板を取り外し、構造素地を露わにした。
そうするとこの建物は築40年ということなので、
それほど日射で褪色していない木肌がそのままの経年ぶりであらわれた。
コントラストを強調するように背景の壁や天井は
プラスターボード張り+塗装としてシンプルに白く仕上げた。
40年間、屋根雪の重みに耐えるべく、複雑に組み上げられた木組みは
左右幅が2間と短いので中間に柱がなく、
ところどころに火打ち梁が補強的に加えられている。
モデルハウスの作り手側からすると、
この木組みの力感、40年この建物を支えてきた価値感を
そのままユーザーに「デザインと構造美」として伝える仕掛け。
もっといえば、リノベであることの価値感とは
新築住宅の価値感とは自ずと異なり、
そういった経年ぶりをむしろ「価値」としてわからせることが
必要だということを感じさせられる。

新築時には白木の美しさが壁やボードで塞がれていたけれど、
建築側がユーザーに訴求する「経年美」として
白木からのくすんだ褪色ぶりにこそ価値を見出したということ。
こういう価値転換を仕掛けて提案している側が、
むしろまったくの建築のニューウェーブ・30代の作り手であり、
さらにそれに共感を持つ世代もそういう世代だという。
・・・しかしわたしのような年代でも十分に好感を持てました(笑)。

【好きな東北の神社 「金蛇水神社」再拝】

北海道とそのほかのどこかを往復する日々。
そういうなかでもやはり東北の機会が圧倒的に多い。
飛行機の時間などでちょっとした隙間時間ができたら、
高齢者としての自然な成り行きから神社仏閣の空間が恋しくなる。
札幌にいるときには家から遠くないこともあって、
「蝦夷国新一の宮」として、ブログによく書く北海道神宮に毎朝参詣しています。
そういう近場の「一の宮」が仙台にはない。
国府がながく置かれていた「多賀城」に隣接する港湾である
塩釜にある鹽竈神社が陸奧国一の宮とされていますが、
いやそうではなく福島県棚倉町という南端にある都々古別神社(つつこわけじんじゃ)が
本来の一の宮であるともされています。
古代国家の範囲が白河の関をもって国境と考えて
その国境線がどんどん「征夷」の結果、北上していったので
やがて塩釜がその位置に据えられていったということなのでしょう。
いずれにせよ、仙台からは遠いし縁も薄く感じる。
仙台ではその仮想的な「一の宮」として大崎八幡さんが位置しているのか。
伊達家は仙台城下町を開発しこちらの武神を総鎮守にしたとされる。
東北ではどうもこういう社格についての階層感が薄い。
まぁ北海道神宮の圧倒的な地域一の宮性のほうが珍しいのでしょうか。

ということで、いつも参詣先を迷うことが多いのです。
なんですが、どこ行こうかなと考えたら、
ちょっとした時間のあるときには、この金蛇水神社に縁を感じる。
名前が「かなへびすい」と呼ぶのですね。
どうして最後だけが音読みになるのか、不明。
社格としては「無格社」ということで縁起を見ても有名人はいない。
天皇から刀制作を受注した鍛冶さんがここの水の清らかなるをみて
感動してここに参籠して刀を仕上げたとされる。
ゲロゲロとカエルたちがうるさかったので、ヘビの置物を作ったら
ピタリと鳴き止んだとされて、金とヘビ、そして水の3字が縁起となり
そのまま神社名になったとされているのです。
まぁ、民間信仰、現世利益そのものが発現したように思う。
商売繁盛、金運向上などのそのものズバリの験掛けに最適。
「タマに行くならこんな神社」(笑)っていう宗旨とでもいえる。
季節はちょうど梅雨入りなので、いかにも水に縁のある風情。
さて御利益やいかに(笑)。

【日本とアイヌの共生 北限杉とオオウバユリの森】

杉の森というのはごくふつうの景観と思っていましたが、
毎日散歩している北海道神宮周辺でみられる杉木立は
どうも人為的に植え込まれたもので、
杉の「北限」であるということだそうです。
北海道には自生する杉はなく、この杉は北海道神宮の開基に
あたって植生させてそれがみごとに成長しているということ。
ふだん全国あちこちの神社仏閣を巡り歩く趣味生活なので、
そういう杉にまつわる北海道の特殊性を忘却する。
先日もこの「木道」のことを書いていたら、読者の友人から
再度、この事実を指摘されたのです。
まぁ歳とともに、忘れっぽくなるというか(笑)。

スギ林は、適度に間引きさせることで
陽光が下草類にまで到達するように管理されている。
わたしの好きな「オオウバユリ」もこのスギ林のなかで
元気いっぱいに各所で生育してくれている。
それほど日射は強くなく、右手には小川も流れているので
やや湿潤な森という環境が形成されていて、
オオウバユリには格好の生育環境なのでしょうね。
そういえば本州地区での杉林には、あんまり下草類の繁茂はないかも。
オオウバユリはその球根部がアイヌの人たちの貴重な
デンプン供給源であり、いのちを繋いできたソウルフード。
そういう湿潤な地域環境に日本的植栽である杉が植え込まれて
アイヌのソウルフードと共生している。
この杉林を管理の面倒な木道で繋いでいるというのは、
北海道神宮の周辺であり、この地の調和ということを祈念して
先人たちが務めてきた事柄であるのかも知れません。
こういうネイティブな自然そのままではない北海道らしさというものも
こころに留めていく必要があるでしょうね。

【WEBはインフラ環境、管理の最適解は?】

6月4日火曜日朝にふだんと同じようにWordpressでブログを書き上げ
拡散するために、「パブリサイズ共有」設定からFacebookにも、
と確認したら、エラーが表示されていた。
以前にも同様のことがあったのですが、
そのときには、Wordpress側の設定でパブリサイズ共有を
いったんオフにしてから、少し時間をおいてオンにすると
復元されていたことを思い出して、試したけれど、
今回のエラーはそれではクリアできなかった。
やむなく当社WEBスタッフに確認してもらったら、
どうやら、Wordpressのほぼすべてのユーザーでも同様の症状が
確認されていて、どうもFacebook側の「仕様変更」が原因とのこと。
こういったIT企業間でのプラットホーム上の問題。
ユーザーレベルでは手の打ちようのない事態でした。

WEBはいまや、情報コミュニケーションのインフラ。
電気とはイメージが違い、致命的かといえばそうとも言えないし、
なんとか回避手段もあるとは思うけれど、
ユーザー側からすれば、そこまでの労力を掛ける事態でもない。
しかし、多くの情報交流がそれによって成立していることは
いまや、あきらかな事実でもある。
こういった「情報技術」について、現実世界は過去にも
それを担っている民間企業と公的世界の間で
ルールなり、落としどころみたいなところを探ってきた。
わたし的にはテレビ電波の民間開放利用や、マスコミの
「記者クラブ」制度などは、こういったことがらの先行形態ではと
考えております。制度としてはヘンだけれど
事実上の「独占」に対して、ギリギリの折り合いであること自体はわかる。
いまのWEBの情報インフラ独占というのも、
やがてどういう手打ちが社会的になされるのか、ということだと思う。
事実GAFAへの世界的な社会制度側からの制約を目指す動きもある。
しかし中国のような共産党独裁が情報世界を独占管理するのも
あきらかに人類の未来は希望しないだろう。

っていうようなことが去来しておりましたが、
きのう夜、スタッフから「復旧した」という情報が届きました。
で、復帰後初のブログをこうして書いて、アップさせるのですが、
さてはたして無事にアップ出来るかどうか、ハラハラであります(笑)。

【樹齢430年超 北海道神宮の御神木再臨】

北海道神宮周辺は、明治初期にアメリカの都市計画家たちによって
手つかずの自然環境がそのまま保全されました。
市内中心部の「北大植物園」もそのように保全されました。
そういう保護があって今日でもこの地のネイティブの姿を確認できる。

写真は少年期からずっと見続けている柏の巨木。
樹齢は430年超ということなので、日本史では
関ヶ原の戦いのころに相当するというおじいさんぶりであります。
北海道は歴史的遺跡などが少ないので、
こういった自然などがそれを代替していますね。
まことに堂々たる枝の張り方で圧倒されます。
巨木というのはその地の自然条件の中で最適な環境適合によって
巨大化していくものでしょう。
神宮境内の散歩を日課にしているので、
この巨木の前を毎日のように往復させてもらうので
そのみごとな枝振りに元気をいただくという日々であります。

さて本日は簡単なブログにて失礼します。
しばらくFacebookにアップ出来ない状況が続いているので、
なんとか直接リンク設定などを試みたいと思っています。
うまくいくことを祈っております。ではでは。