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子育て期以降の生き方

1946

ことしもあと10日あまりとなりました。
わたし的にはことしは下の子、坊主が大学進学して、
手許を離れて首都圏暮らしになったことが大きな変化。
日常生活から、こどもへの直接的な関わりがなくなった。
どんなふうになるのかと、手探りの感じもあったのですが、
その分は、しっかりと仕事への集中が穴埋めしてくれたように思います。
って、去年まで仕事に集中していなかったワケではないのですが(笑)
そんな印象を持っています。
ひとそれぞれに、こういう「子離れ」の様相は違うでしょうが、
やはり一生涯続けていける仕事があるというのは
男女を問わず、生き方に大きな関わりがあると実感しました。

しかし一番感じることは
家の計画と人生行路は、なかなかちょうどよくはいかないということ。
わが家は一時期、職住一体の兼用住宅だったので
けっこうな広さ・床面積があります。
この広さはけっして自慢ではなく、いまとなっては、
まことに困ったムダな広さなのであります(泣)。
雑誌の特集でもいまや、「平屋」とか、「コンパクト」というコトバの方に
多くの人の目線は向かっている現代に、まるで逆行している・・・。
まぁしかし、いまさら「減築」もまた気が重い。
最初から兼用住宅を建てたのですが、
当初のスタッフ数の予想としては、7〜8人が上限だと思っていた。
それが、あれよあれよと増加せざるを得ず、
いまは17人のメンバーでやっています。
そうすると、建築の方が追いつかなくなる。
やむなく、いったんは増築でしのいでいたけれど、
それでも窮屈になって、近所に事務所を引っ越しさせたのです。
つくづくと、わが身の先行き・見通しの悪さを思い知らされます。
で、その間に子育て時期が重なっていて
まぁ、無我夢中のような状況で過ごしていたわけです。
そんな人生行路について
子離れということが、ひとつの節目になって、
いろいろに思いをいだかせられた次第なのです。
そんな1年も、あと残りはほんのわずか。
立って半畳寝て一畳、断捨離ではありませんが、
少しでも将来に向かって、ムダを省いていきたいものだと
年の瀬に、牛歩の歩みで考えはじめています。

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