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【選挙権を得た二十歳の息子の投票のために】

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さて来週日曜日は、参議院議員選挙ですね。
わが家には、夫婦のほかに、いまは東京で大学に通っている息子宛の
選挙管理委員会からの通知ハガキが来ていました。

かれがどういう選択をするにせよ、しないにせよ、
その意志をきちんと行使できる環境は考えたいと思いまして、
先週土曜日に夫婦で「期日前投票」してきたあとで、
札幌市西区の選挙管理委員会に不在者投票についての
質問をして参りました。
息子は住所は東京のアパートではなく、
わたしども親元のところにそのままにしているのです。
そうすると、手続き的には「不在者投票」の申込書を、
住民票のある札幌市西区まで郵送する必要があり、
折り返し、「北海道選挙区」での候補者名簿がかれに送付され、
現居住地の投票可能場所で不在者投票ができるようになるそうです。
で、その投票は「期日前」までに済ませる必要があるようです。
ちょっと面倒にはなり、往復の封書郵送料、合計164円もかかるのですが、
日本人の成人としての権利であり、義務でもあると思うので、
親として、かれの意思表示の環境は整えてあげた次第です。
ちょっと過保護かもとは思ったのですが、
やはり選挙は大切に考えるべきだと、親の考えとして示したつもり。
あとはかれ個人の日本の成人としての考えに即してほしいと思います。

先日の英国の国民投票ではありませんが、
やはり民主主義は、国民ひとりひとりが国の主権者としての
自覚を持って行動することではじめて生きたものになる。
自分たちの未来についてよく考え選択できる機会があるということは、
人類が築き挙げてきた叡智のなかでも、最重要なことだと思います。
棄権や白票というのも、自覚を持って選択するのであれば、
大人のひとつの選択ではあると思いますが、
そういうことも含めて、しっかり意思表示するべきだと思います。

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