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駅構内の足湯

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さて、今回の出張行脚も中間地点を過ぎたあたりでしょうか。
最終的には岐阜県にも行くことになりました。
本州各地をあちこちと巡り歩くことになる次第です。
写真は、ずっと若い頃に乗った記憶があるか、なしかの、
中央線の奥地、上諏訪駅を通り過ぎようとしたときのもの。
この時の目的地は松本。松本空港は、新千歳と定期便があったのですが、
最近の原油価格の高騰で、廃止を余儀なくされたのですね。
3年前くらいには直行便があったのですが、つくづく世の無常を感じます・・・。
北海道と信州松本、やはり定期的なビジネス客はそうはいるわけもなく、
観光客だけの需要では、定期便を維持できるだけの顧客数は獲得できないのでしょう。
で、やむなく移動手段をいろいろ考えた結果、
飛行機で羽田へ。そこから新宿から松本までの中央線特急列車を利用したのです。
やっぱり、日本の交通システム、東京からの放射状経路が便利に出来ている。
まぁ、ひがみごとを言ってもしょうがない。
便利のいい移動手段が出来れば出来るほど、
むしろ過疎化が進行して、便利のいいところは加速度的に便利になる。
効率化を優先して考えていく当然の帰結でしょうか?
便利のいいところは放っておいてもそうなるのだから、
なので、全体として考えるべきなのは、
やはり効率ではすくい取ることが出来ない地方などの部分なのでしょう。
小泉さんの「改革」以来、すっかり効率がすべて、という風潮が定着しましたが、
しかし、その本家で効率最優先だったはずの米国流が金融破綻を招いた。
小泉さん、いいときに引退しましたね。あるいはかくあるを見越したのか?
汗して働くよりも稼げていた、お金がお金を生むような「ビジネス」が
自分自身の毒で、今回悶絶死したような気がします。
ついこの間まで、勇ましく解散を言っていた新任の総理大臣さん、
どうやら、気絶しそうな世論調査結果に直面して
これなら、まだ、先に行っての人気浮揚にかけた方が得策と判断したようですね。
本来の景気浮揚策は、やっぱり解散総選挙しかないのですが・・・。
どうなるのでしょうか?
って、すっかり床屋政治談義になってしまった(汗)。
で、のんびり行こうという、
足湯ですね。
いいなぁ、入りたい、と思ったら出発の合図。
風情を感じるまもなく、停車駅でのワンスナップになりました。
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