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B級グルメ国道4号「斉藤うどん店」篇

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1週間ほど前の東北出張の時に
国道4号線を宮城県栗原市から岩手県一関市にさしかかるあたりで
ふと目にした店が「斉藤うどん店」というお店。
お昼時間を過ぎていたので、まぁ、とりあえずいいか、と立ち寄った次第。
こういう初めて立ち寄るお店って、
入るかどうか、どんなポイントがみなさん、決め手になるものでしょうかね?
まず第一に、腹の減り具合加減がありますね。
これがまず、第一の基準になることは疑いがありません。
腹が減っていて、周辺に食べるところがなければ、考える余地はない。
ただ、商売で考えれば、いまどきそんな基準だけで、きてくれる客はいない。
そうすると、立地条件をわきまえた上で、見た目のメッセージ性を考える。
その辺が、建物としても、看板その他のメッセージボードも、問題になってきますね。
この店の場合、写真は掲載しませんが、ボード類はまずまずなのに、
建物が、なぜか、輸入住宅風なんですね、それもまぁ、ローコスト系の。
うどん屋といえば、基本的には和風だろうが・・・
って、ちょっと突っ込みを入れたくなるイメージでしたね。
要するに、入るまでは瀬踏みの難しい雰囲気でしたね。
ただし、「ごぼう天うどん」「比内地鶏親子丼」などといった
宣伝ボード類は、そう悪くはなく、胃袋感覚を直撃する。
っていうような前置きで、入って、案の定、輸入住宅風の似合わない内装。
「大丈夫か・・・」という不安が募ってくる。
でも、まぁ、気を取り直して、ランチ時間の外れ寸前のごらんのメニューを注文。
お店の看板メニューをふたつ組み合わせているヤツです。
親子丼の方が、半分量くらいなので、ボリュームはあるけれど、
こっちも昼が遅れたので、おなかペコペコ。
まぁ、ちょうどいいだろうと、頼んでみた次第なんですが・・・、
運ばれて来てみると、やっぱり凄い迫力の量感でございます。
「すごいね、けっこう・・・!」とかと、店員さんに言うと、
にっこりほほえんで「頑張って食べてください」と優しいお言葉。
さて、こういうふうに目の前に並ぶと、
なにから箸を付けようか、迷うところですが、
やはり看板メニューに敬意を表して、ごぼう天から。
って、これがう・ま・い!
ごぼうの掻き方が繊細で、ふんわりしていまして、大きいけれど、
わりと軽く、どんどんいけるんですね。
付け合わせの半熟卵、きつね、ちくわ、ワカメもいいコンビです。
と、ひとわたり具材を食してみて、
こんどは、左の親子丼へ箸を、回してみる。
たまごの柔らかい仕上げが、「比内地鶏」っていううまみを感じさせてくれる。
鶏肉は、ちょっと大きめに切られていますが、
肉質繊維の口中での別れ方が、なかなか小気味いい。
噛んでいっての肉汁の広がり方も、いいハーモニーであります。
味付けは、ちょっと軽めで、つゆだくさん系。
というような食感を楽しんで、やおら、うどんのつゆをレンゲで一口すすったあと、
ようやく具材の下の、うどんにたどりつきました。
これはけっこう、さっぱりとした細麺風というわたし好み。
つるつる、すーっという食べ応えが、薄めの味付けもあっていい感じ。
あとはもう、いろいろな食材をあちこち、バトルロイヤルで。
しかし、具材を平らげて、うどんを半分くらい食べて
丼の方をなんとか食べきったあたりで、胃袋からは満腹信号。
こういうところでやめられれば、ダイエットの必要もないのでしょうが(笑)、
ここまでくると、止まらなくなる。
でもまぁ、しかし、うどん8割方かたづけたあたりで、さすがに定量。
店員さんに、参りましたと挨拶して、許してもらいました(笑)。
そのうち、ブログに書こうと思っていたのですが、
食べたのは、2月3日でした。で、住所とかはインターネットででもわかるだろうと
先を急いで、店を出ちゃったのですが、
どうも、yahoo電話帳でも電話番号なども調べられませんでした。
特段、チェーン店でもないようなので、
お近くの方しか、わからないお店の話題になってしまって恐縮です。
でも、今度も近くを通りかかったら、もう一度、入ってみたいお店でした。ごちそうさま。

2 Responses to “B級グルメ国道4号「斉藤うどん店」篇”

  1. 初めまして。
    昨晩初めてこのお店へ行きました。地元のお店なのですが・・なかなか行く機会が無く。
    というのもここ、レストランとしてオープンして蕎麦屋さんになり現在にいたるわけですが地元だとそう何回もお店が変わると入りずらくなるもので・・それにあのくらいノボリが立ってると敬遠してしまい・・先日地元の新聞の方に記事が載ってそれから駐車場に車が入ってるのを一週間ぐらいみたものでようやく行ってみたんですが・・
    おいしかったですね。親子丼も日本一とうたってるだけあってフワットロッでおいしかったです。
    やはり、建物・雰囲気というのも集客にはとても関係するものなんですね。

  2. そうですか、行きましたか!
    地元の方の参考になれたというのは、なんか、面白いものですね(笑)。
    案外そういうものかも知れませんね。
    エトランゼは、周辺的なことはわからず、そのものだけから判断するものですからね。
    今度、札幌に来られたら、ぜひラーメンでもいい店、探して、教えてください(笑)。ではでは。

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