本文へジャンプ

庭木と歳月

家の方では、増改築したときに庭のスペースを確保出来ず
猫の額ほどの植栽を植えることしかできていないのですが、
ほど近い位置に建てた事務所の方では、
面積にすると10坪分くらいの
庭木のスペースを作ることが出来、
小さな木を、7本ほど植え込んでいました。
8年ほどになります。
で、そのなかで樹種は不明なんですが、
アプローチに面して植えた2本の木が、ことしは
ずいぶんと急に大きくなって、豊かな緑を見せてくれています。
下の方にはツツジなどの植え込みもあるのですが、
写真のような角度で見ると、まるで森のようなこんもりぶり。
歳月というのは、こういうことなのかと改めて感じ入るところ。
新築当時、設計の圓山彬雄さんから、
「木はすぐに大きくなってきますよ、びっくりするくらい」
って言われていましたが、まさにそのまんま、であります。
樹種を確認していなかったものですから、
っていうか、教えてもらったかもしれないけれど、
忘れているのでしょうね。
先日、会合で来てくれた武部建設専務さんからは
「この木、すっごく大きくなるんだよ」
と脅されておりまして、
行く末、木のメンテナンスを考えないと隣近所に迷惑があっては・・・、
というようなことを心配し始めておりました。

っていうようなこと、すぐに現実化するもの(笑)。
なんと、お隣にあった駐車場、たしか北電さんの所有の土地だったと
記憶していたのですが、
なんと、買われた方がいて、ことし新築工事が始まって
もうすぐ完成というところになっております。
先日、工事の都合もあるので、境界を越えている部分、
伐採してもいいか、お問い合わせをいただきました。
こちらとしては、恐縮するしかなく、
結構ですとお答えしていたのですが、
まだ枝の伐採などは行われておりません。
まぁ、そのうち、越境部分が枝落ちされた姿になるのが確実なので
その前に、繁茂した状態を写真に残しておきたいと考えた次第です。
こういうの、なかなか難しい部分もありますね。
おとなりの方が、この木の生み出す木陰が気持ちいいと考えていたりすると
こっちも、うれしいですが、
それを言い出すわけにも行かず、また、逆に言うと
お隣さんでは、全部切って欲しい、とも言えない遠慮もあるかも知れない。
いまのところ、どうされたいのか、わかっておりません。
まずは、近隣関係に配慮すると言うことが優先しますが、
どうなるか、と思っている次第です。
しかし美しい緑は、愛おしく、楽しませてもらっているところであります。

北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
北海道・東北の住宅雑誌[Replan(リプラン)]|家づくり・住まいの相談・会社選び

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.