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【J-com番組「札幌人図鑑」11.30〜WEB出演】

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2日夜に仙台から札幌に帰ってきて
きのう3日はおかげさまで休日ということでしたが、
温泉や料理づくりなどでゆったりしたあと、夕方にテレビ出演。
といっても、地元ケーブルTVのローカル番組。
「友だちの輪」みたいなノリで紹介〜紹介という情報構成番組。
ある知人の方が紹介していただけたそうで、お話しが舞い込んだ。
ひとりで企画からパーソナリティまでやっている相方の福津京子さんに
振り付けされるまま、人物紹介的なお話しをしゃべっていく番組であります。
あれよあれとという感じで、たのしく話していたら
気がついたら、終わっていましたという状況でした(笑)。

自分自身の過去を振り返って、印象的だったことを
このようにまとめてお話しするようなことって、
あるようでいて、なかなかなかったので、
それはそれで整理整頓がついた部分がありました。
どうもわたしは、テレビとかマンガ雑誌とかのメディア文化が
戦後昭和30年代に一斉に花開いたころに少年期を過ごし、
それがエポック的な出来事の記憶と同時進行してきている。
それこそ力道山のプロレスや、栃若(叔父さんの方)の相撲、
ローカルネタとしては、高校野球での地元北海高校の春甲子園での
準優勝の記憶などが、強烈な体験記憶を構成している。
そういった出来事イメージ拡散型の社会、多メディア時代に育っていた。
その初源的な時期に少年期を過ごして、それに対応するように
個人としての結節点的な出来事も平行してあった。
その後の日本社会が、こういった多メディアを前提としていった
その最初期に人生が当たっていたのだということが、
今更ながら、あらためて振り返らされた次第です。
そういうなかで自分自身の人生としてもメディアを作って生きてきた。
そんななかでふと、世阿弥さんの「面白きこと、めづらしきこと」といった
『風姿花伝』のなかのことばのようなものが想起された。
世阿弥さんは、室町の世に生きて能の原型になった「猿楽」を
創始したとされる人物ですが、
日本社会でメディアというものが根付いていくとき、
結局は世阿弥さんの表した理論が開花していったのではないかと、
そんな想念に駆られていました。単純化すれば、
「面白きこと、めづらしきこと」をどう感受し、表現していくかなんでしょう。

ということで、放送は11月23日初出で
WEBでも視聴可能になるのは11月30日からだそうです。
企画・撮影・編集・掲載まで一人で行い、毎日配信する漢方型メディア
札幌人図鑑 アドレスは、http://sapporojinzukan.sapolog.com/
どうぞよろしくお願いします。

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