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東大で「蓄熱」研究会取材

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きのうは、東大構内工学部にて、
前真之准教授が企画した「蓄熱」研究会の取材に。
なんですが、もろもろ諸案件があって、飛行機から降りた浜松町で
カフェに入って、iPhoneテザリングでネットに接続して
あれこれ片付けたり連絡したりしていて、
気がついたら、開始間際に滑り込みでした。
メディア関係では、参加者はわたしだけでしたが、
なんと、席は一番前に用意されていて、4時間以上、まったく気が抜けないハメに(笑)。
主催の前真之先生のお気遣いに感謝、であります。

ここのところ、
住宅性能についての話題の中心はどっちかというと、
本州、関東以南地域からの情報が多くなってきている。
それには前真之東大准教授などの研究成果が大きい部分を占めている。
それと、国土交通省などの国の機関による
住宅性能についての矢継ぎ早な動きが連動しているように思います。
きのうも、国総研の三浦尚志さんが参加されて
改正省エネ基準についての、率直なお話も聞けた次第であります。
講演者は、日本の「環境建築」の主唱者ともいえる
小玉祐一郎・神戸芸術工科大学教授
開口部・窓の性能最前線発表者として、日本板硝子の木村泰斗さん、
そして主催者の前真之東大准教授の4人。
小玉先生の講演では、なんどもパワーポイントデータがフリーズする
ハプニングもありましたが、テンポ良く進んでいきました。
さすが、研究活動がきわめて活発な前真之東大准教授らしく、
会場はぎっしりの盛況ぶりでした。
各講演後には、来場者のみなさんと講演者のみなさんとの
活発な対話討論も行われて、これもフランクで熱い論戦が交わされておりました。
はじめは設備機器メーカーさんの質問者が多かったのですが、
やがて、岐阜の新住協メンバー・金子さんや、
北海道から参加した「室内気候研究所」石戸谷裕二さん、
さらに大トリには、これも北海道から参加の小室雅伸さんなど、
すっかりお馴染みのみなさんからの発言も飛び出して、
いまの住宅性能研究のホットコーナー的な雰囲気に包まれました。
話題も、まさにいまの先端的な話題がどんどん出てくる。
今後も、その動きから目が離せない会合でした。
その内容をまとめて、今後に活かしていきたいと思います。

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