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盛岡「めぐみいわて」

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先日、盛岡出張の折、疲れ切っていたので、
駅前のホテルでチェックインしたあと、簡単に夕食をすませて早々に寝たい、
ということで、駅のなかのお店を探してみて入ってみたのがこの店。
なんの予備知識もなく目にとまったのですが、
上の写真のとおり、店名も読みにくい看板だし、
「めぐみいわて」と、なんとか読めても、どういう食べ物店か、不明確。
なので、どうしようかな、パスしようかな、と考えていたら
店員さんにキャッチセールスされて、つい入ってみた次第。
店の外観やらを見ただけではわからないのですが、
要するに、できるだけ自然志向で作られた岩手の地元食材を
バイキング形式で食べさせてくれるという店なんですね。
夕食時間で、1500円なり、ということでしたので、
「そんなら、食べてみるかなぁ」となったのです。
このあたり、ディスプレイや、アピール方法について、一考の余地ありと
老婆心ながら、思った次第ではあります。
で、なかに入ってみると、岩手の地鶏料理とか、きんぴらゴボウだとか、
まぁ、おばあちゃんの手作りみたいな惣菜づくし。
それがセンターテーブルに所狭しと並べられて、満艦飾。
どれもが、確かにヘルシー志向な食べ物ばかりで、なかなかいいんですよ。
そうしたディッシュと、5〜6種類もあるごはん、写真下のような飲料など、
さまざまな食材を自由に取ってきて食べられるんですね。
はじめは勝手がわからず、どうしたらいいのか、と途方に暮れていましたが、
あとから入ってきた、ファンとおぼしき方の挙措動作を見ていて
段々理解できてきました。
ついつい、何度も往復して食べまくってしまいました。
セットメニューでどうしても栄養が偏ってしまう外食続きの身には
なんともうれしいコンセプトなんです。
「めぐみいわて」というのも、ようやく了解できるようになってくる。
まぁ、味とかはあまりにもたくさんの食材がありすぎて、
これ、という印象には乏しくなるので、頭に叩き込まれるメッセージ性は弱くなる。
その点、食べ物屋さんとしての成功はどうなのか、
ちょっとわからないな、とは思いました。しかし、コンセプトは実にいい。
なかなかいいところをついている、と思います。
聞いてみたら、岩手の地酒メーカーの「あさ開き」というところがやっている店とのこと。
そういうことで、地元食材にこだわって、ということのようですね。
ただ、バイキング形式でのメニューというのは、
単価として、食事の料金としてはちょっと高くなるので、
それなりの作戦をしていかないと、なかなか受け入れられないのではないかなぁ。
なにせ、店員さんに説明されなかったら、わたしも入ったかどうか。
十分な判断材料をわかりやすくメッセージしていない、
あるいはメッセージしにくい、というのでは、問題なのではないでしょうかね。
って、どうも、商売として考えてしまうのは大きなお世話でしょうね(笑)。
客なんだから、払ったお金と、受け取ったサービスの勘定を
ただ、書き残せばいいのですよね。申しわけありません。
わたし、この店、合格でした。
けっこうおいしくて、もりもりディナーを食べた上、おいしい地元の牛乳のアイスクリーム
まで、デザートで平らげまして、満腹満足でございました。
うるさい客で、申しわけありませんでした。(笑)
って、外へ出たら、知人とばったり。 いやいやぁ、狭いですね、ニッポン。

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