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仙台傾斜地の家_浴室

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写真はきのうも触れた仙台の家のお風呂の様子。
きのう、多くのみなさんからコメントをいただいたのですが、
その中に、子どもがいたらちょっと住みにくいかなぁ、というような
ご意見がありましたね。
やっぱりみなさん、ご明察の通り、
この家には子どもさんはいません。
でも、コメントいただいたみなさん、大体、施主さんと同じ、
年代も30代ということで
この年代のみなさんには、こういうシンプルモダンへの指向が
とても強いと感じますね。
で、写真のようなお風呂がデザインされておりました。
バスタブだけが設置されたお風呂で、洗い場はありません。
「日本のお風呂は世界一」というコンセプトではないですね(笑)。
わたしのデジカメでは広角、これで一杯なんですけど
この手前側にトイレがあり、仕切りは白い防水のビニールカーテン。
なんか、イメージとしては
無機質な病院の手術室を感じさせます。
ぬくもりや、生活感、というものを拒否したい、というような
主張性を感じさせる、インテリアの感覚ですね。
まぁ、確かにクール、というイメージ。
どうも、今の子育て世代である、団塊ジュニア層って
こういう感覚の方が主流のようですね。
ただ、いずれ、少子高齢化に歯止めがかかったり
若年層の雇用がいまの30歳代の状況から大きく改善され、
伝統的なスタイルの子育てタイプが
住宅に求められるようになったとき、
こういうインテリア空間のさきに、
もう少し変化した、「無機質だけど、ファミリー感覚」
とでも呼べるような、デザイン空間が求められるようになるのでしょうか。
それとも、もっと伝統的なぬくもりのスタイルに回帰するのか?
いろいろと、変化のいきつく先は
まだ見えては来ていないけれど、興味は深まってきます。
みなさん、いかがでしょうかね?
とくに、こういう空間は好きだけど、
子育てもしたいんですよね、というみなさんに聞いてみたい気がします。
やっぱり、おふろは
ユニットバスで、家族コミュニケーション重視か
はたまた、こんな生活感排除型、なのか? さてさて?

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