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木の実をついばむ冬の鳥たち

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北海道は、爆弾低気圧が東海〜関東〜東北と移動してきて
最後に道東方面で停滞して発達し、
オホーツク沿岸地域などが、マヒ状態になっておりました。
しかし北海道は広く、札幌を中心とする道央地域では
大雪が降ったのは月曜日だけで、その後比較的落ち着いた天候。
こういうときは、なにやら申し訳ないような気分になります。

そんな気分でいるときに、
窓の外を見やると、なにやら喧噪が聞こえてきた。
2階に位置するわたしのデスクの前には、赤い実のなる木があって、
どうもその木にたくさんの鳥さんたちが群集まってきている。
その数は、十数羽ほどの群来。
すぐ目の前で、なにやらかしましく騒いでいるのであります。
しばらくの間、十分ほどでしょうか、
盛んに盛り上がっておりました。
まぁお目当ては冬の間の栄養確保であるようで、
赤い実をかわいらしくついばんでくれている。
しばし、その様子に見とれておりました。
こういうときに、鳥の名前を知っていると楽しいのにと思います・・・。
カラスよりはだいぶ小柄だけれど、スズメの倍近くの大きさ。
ちょっと調べてみたけれど、どうもツグミのようであります。
以下インターネット「北海道札幌の自然」さんからの情報。

冬になると群れで日本全国に渡ってくる野鳥の代表選手といえば
ツグミという野鳥かもしれません。
このツグミという野鳥、秋(10月上旬頃から)になると、
繁殖地であるシベリアから、日本全国に渡ってくるそうですが、
市街地のナナカマド街路樹などのあるところにも来るということ。
で、このツグミは、渡来当初は群れで確認され、
山地の木の実などを食べ、この木の実がなくなって来ると、
次第にバラバラに分散していくのだそうであります。

この小さなカラダで遠くシベリアまで
長躯旅を続けていく連中なのですね。
野生の躍動感をたっぷりと見せつけてくれて、
一服の清涼感をみるものに与えてくれるなぁと。
パソコン画面を見続けて疲れた目をしばし楽しませていただきました。
元気に旅を続けて貰いたいものだと思います。
おお、こっちもそろそろ出張の山がやってくるのだった・・・(笑)。

<その後、コメントがあり、
この鳥さんは、ヒヨドリだということです。訂正致します。>

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