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アルテピアッツァ美唄

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北海道空知支庁・美唄出身の彫刻家・安田侃さんの
彫刻が40点ほど展示されている広場がアルテピアッツァ美唄。
前から一度、行ってみようか、と夫婦で話していましたが、
ようやくそんな時間が取れて、行って参りました。
もうそろそろ、北海道は降雪前の冷涼な気候の時期なんですが、
ことしはまだ暖かい気候が続いています。
まだ、大雪山系を除いて、峠でも降雪の便りは聞かれません。
ここんところ、子どもは子ども、夫婦は夫婦という
そういう時間消費が定着してきて、楽しい時間を過ごせます。
札幌から、のんびり国道を走る旅。
途中、岩見沢の駅舎も見に行ってきました。
知人がたくさん設計コンペに参加して、
その当選者や審査員もごく間近で知っている建築です。
まぁ、まだ完成していないので、意見は差し控えます。
っていうような寄り道しながらですが、昼前に美唄到着。
炭坑住宅が残っている地域の廃校になった小学校敷地周辺を利用した彫刻広場。
安田侃さんって、
昨年もローマ市内で作品展が開かれたそうですが、
彫刻作品がいろいろな場所に置かれて、そのなかでの関係性が
なんとも面白く、こちらがわに伝わってくる作品です。
そういう作家の、ゆかりの地での作品展示なので、
よりいっそう雰囲気が楽しく伝わってきて、
廃校などは現在、保育園として再利用されていますが、
その子どもたちの日常生活とも、安田侃さんの作品がコラボレーションしていて、
なんともユーモラスです(笑)。
玄関には、こどもたちの造形作品も並べられていて、
面白いおじさんが、子どもたちの心とずっと対話しているような
そういう様子が見るものに伝わってきて、
ほのぼのとこころがあたたかくなってくる時間を過ごせます。
きのうは日曜日ということで、
もうすぐ冬だという時期なのに、結構な見学客の数でした。
知人の建築家、圓山彬雄さんの設計した体育館再利用展示施設もあり、
なにより周辺の環境の自然が似合っていて、
そこから巣立った作家の内面が、独特の空気感の中にたたずんでいる感覚がします。
晴れていたり曇っていたりしましたが、
静かな佇まいの喫茶店にいて、周辺の自然を眺めていたら、
突然激しい降りの土砂降りの大雨になっていました。
さまざまに千変万化を見せる美唄の晩秋。
そういう時間が、なんとも豊かに流れていると思います。
一度、みなさん、訪れられたらいいと思います。
そこにある喫茶店で、「おいしいラーメン店は?」
って聞いたら、楽しくいろいろな情報を教えていただきました。
やっぱり地元の人の情報は面白い。
で、そのなかから、
「美唄名物とりめしと、ラーメンのセット」というお店「しらかば」へ。
メタボ定食ですが、これがうまかった、です。
まぁ、さすがに麺は食べきれませんでしたが(笑)。
近くには日帰り温泉もあります。休日、なかなか堪能できた次第です。
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