本文へジャンプ

家老の屋敷

6572.gif
会津シリーズ、続編です。
会津若松には観光用の武家屋敷が建てられていました。
なんでも、著名な城代家老・西郷頼母〜たのも〜の邸宅を再現したものだそうです。
どうでもいいんですが、この頼母〜たのも〜って、
いわゆる、「たのもしい」を連想させて、面白い名前だなぁと思います(脱線)。
って、ようするに城代家老という職種から、殿様には
まさにそのように思われる存在であったはずですからね。
写真は、その屋敷の正面玄関と間取り図なんですが、
間取り図を見て、ほえ〜っ、とたまげてしまいました。
部屋の数だけでも数えてみたら、なんと30近くあるんですよね。
江戸期の実質的な権力のありかをあらわしているのでしょうか?
司馬さんの文章で、明治になって藩が廃止され、
それまでの大名たちが、「華族」となり、領地所有を取り上げられる代わりに
高額の国家からの給付だけを受け取ることになったとき、
家臣たちの扶養義務から解放されたことの方を、かれらは大いに喜んだ
という一節がありましたが、大名自身は案外そういう存在だったのでしょうね。
実質的に藩を経営していたとはいえ、
こういう家老たちなどの、この邸宅の贅沢さを見ると
人件費負担というのは、筆舌に尽くしがたいものがあっただろうと
推測されます。で、こういう家老職も、基本的には世襲制だったわけで、
能力と、給与額とが、きちんとバランスしていたのかどうか、
江戸期の社会システム矛盾を、はっきりと見せられた気がいたします。
ただ、戦国から江戸期への安定平和志向社会としては
身分と格式固定化、が最大のキーポイントではあったのでしょう。
でもまぁ、すごい大邸宅で、さすが大国・会津にふさわしいとはいえますね。
さて本日の、日ハム関連の動きです(笑)。
昨日、予約していたプレーオフチケット、無事ゲット。
ローソンのチケット端末からしか買えないシステムです。
高齢者のみなさんとか、けっこう大変なんじゃないか、と思いました。
ファンクラブ会員先行予約ということで、
すばやくやったけれども、それでも、席順はだいたい真ん中くらいでした。
相当売れている感じがいたします。
なんか、移転当時からは考えられないくらいのファン拡大ぶりのよう。
プラチナペーパー化するのも、いやなんですけども、複雑ですね。 うむむ。

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.