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新住協総会2011_3

新住協の加盟工務店は、どんどん温暖地域、
関西から中国四国、さらに九州へと拡大しています。
なんと、来年の総会開催地は広島県に決定しました。
まだ少人数とはいえ、高断熱高気密の住宅技術で、夏の蒸暑に立ち向かおうという
そういったビルダーさんが確実に増えていっています。

そうなってくると、
本格的に蒸暑地域・温暖地域での夏期対策が論議されていかなければならない。
断熱を基本として、日射遮蔽の技術がより大きな要素を占めることになる。
しかし、一方で、この写真の関東以南地域での住宅雑誌記事のように
「断熱よりも・・・」という表現も見られる傾向には、
さてどうなのでしょうか、と思わざるを得ない。
また、冷房付加の計算ソフトなどで、
断熱を厚くしていくと、むしろ熱計算上は冷房のエネルギーが上がるように
そういう計算結果が出るようになっているとも聞きました。
詳細についてはわからないので、うかつには書けないのですが、
しかし、暑い地域で屋根に断熱をしないでいいわけはない。
また、札幌などでも最近は暑い夏が来ますが、
実感としては、断熱がしっかりしている住宅ほど、夏も涼しい。
もちろん、いったん室内温度が上昇しすぎると
それを温度低下させるのは、難しいとも言われるけれど、
日射を遮蔽して、夜間の冷気の室内導入などを心がけると
驚くほどひんやりとした室内環境が実現する。
そういった生活実感を持っているので、断熱が優先しないなどありえない
というように思っています。

今後、こういったことについて、
正しい理解と、常識が見えるようになることを期待したいと思っています。

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