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与那国の農家住宅

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沖縄滞在中、娘と美ら海水族館に行って参りました。
海洋博が開催されたこの周囲は、国の手厚い整備が行き届いた
公園のようになっています。
駐車場スペースも完備され、レストラン施設もなかなか素敵。
で、公園内の一角に沖縄地方の古民家が設営展示されています。
最近は娘も大きくなって聞き分けてくれるようになりまして
おとうさんの趣味につきあってくれました。
なんと、カメラマン役までやってくれて
はじめて物見遊山している自分の写真まで撮れました(恥)。
まぁ、もちろん、ボツですね(笑)。
いろいろな沖縄地方の住まいが見られて興味深い。
中でも写真の、与那国の家は
なんと竹で作られております。
自然だなぁ、というのが実感ですね。
南国の高温多湿な気候風土の中で、
まさに、ぴったりな材料での家づくりです。
土台部分も竹と思われる素材で、やや床高に作られて、
床下を空気流動がおきるように考えられています。
床も壁も竹製で、通気がよろしいこと、この上なさそう。
屋根の構造材も竹が使われ、茅が懸けられています。
この茅には、雨水が保水され、太陽熱での気化熱の発生で
室内の熱が奪われるようにしつらえられています。
メインの主屋には特徴的な仏壇が端座しております。
室内はやや広めのワンルーム空間。
というか、台所は別棟になっています。
展示されている伝統的家屋は全部がこの様式で建てられていました。
かまどは2口でけっこう大家族での生活の様子が伺われます。
竹で作られた空間は、風を素肌に感じられて
空気の流動もまた、インテリアとして認識させられます。
きのう見た、那覇のブロック住宅といい、こういう作りようといい、
こういう「通気」が、家づくりの基本と言えるのかも知れませんね。
確かに、高温多湿ではあっても、空気流動が感じられれば、
体温の低下、温度差を感じることは出来る。
そういう皮膚感覚が、ルーツとしての日本家屋なのでしょうね。
南の家は、やっぱり、面白いです。

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