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【東京都心「福徳神社」since貞観年間】


先日セミナー参加で東京に出張しましたが、
その会場近くに面白いお社発見。
なんと名前が「福徳神社」。いやはやめでたさも極まっている(笑)。
貞観年間といいますから、先日書いた東北地方の地震・津波被災のころ。
年代で言えば、859〜876年の頃にはこの地に建っていたそうです。
なのでいまから1100年以上前から鎮座されている。
江戸時代になってこの地を治めていた徳川家もこの名前に感服して
家康、秀忠などが参詣していた記録があるとのこと。
現代では、東京都中央区日本橋室町という住所なので
まさに都心そのもの。福徳とは土地の値段の高さかな(笑)と思われるほどですが、
「武蔵野の村落である福徳村の稲荷神社として祀られ、
その地名をとって社号としました。
その鎮座する社地は広く、社殿も宏壮で、社の四隣は森林、
あるいは田畑に囲まれ、農家が散在する片田舎でした。」という縁起。
創建当時は武蔵野への入植の中心施設として「開拓」神だったのだろうと。
それがまさか、1100年後にはこんな大都会ど真ん中になろうとは
神さまの側もビックリ仰天しているのだろうと推測できる。
いまでは周囲はびっしりと高層ビルが林立する中に端座しているけれど、
ざっと目分量で見ても数百坪程度の地所だとは思われました。
こういう都心なのでさぞかし地価は高いでしょうが、
なんといっても宗教法人なので、免税ではあろうと思われます(笑)。

さっそく趣味の「お札」収集のコレクションに追加すべく
購入させていただいたけれど、特段高価ということはなく800円也。
わが家の神棚まわりで、その縁起の良い名前が燦然と輝くことでしょう。
なんともありがたい。

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