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【一般的なエアコンリモコンとホテル温熱環境】

きのうある電器メーカーのエアコンのリモコン操作について書きました。
ビジネスパーソンにとってはこういう「温熱環境」は大事という
そういった視点からのモノでしたが、
多くのみなさんからコメントなどもいただき、やはり関心はあるようです。
で、本日はたまたま急遽予約となったルートインに宿泊。
なんと予約を入れていると思い込んでいたホテルが未予約で
満室のために宿泊できず、急遽50km離れたこちらにしたのです。
どうも出張が多くなってきて、注意力が散漫化してきている(泣)。
で、こちらの温熱環境はイマドキの一般に近いと思われる環境。
わたしとしては、室温の外気温低下進行との見合い具合、
まぁ基本的な「断熱」の体感状況と、
室温設定調整環境のどちらについても大きくは過不足を感じなかった。

起きている時間中には室温26度設定(ちょっと高めですね、高齢化)で
就寝時にはエアコンを停止させて熟睡しておりました。
起きて寝床を離れてエアコンを再度入電してちょうど良い温熱環境。
で、写真の通りのエアコンリモコンの操作部分でした。
操作方法については直感的にすぐに飲み込める。
まぁ慣れもあるのでしょうが、ユーザー側の操作想像力範囲に
機能が絞り込まれていて、過不足がないと思われた。
昨日の宿泊ホテルでは「体感」スイッチという項目があって
「これいったい、なに?」ということで判断が混乱し、
なお「調節」という項目がさっぱり意味不明でなにをどう操作できるのか、
さらに操作方法が見えにくい液晶画面というトリレンマで、
老眼のわが身にはストレスを強制される「マンマシン環境」だった。
こういった電気機器との操作「対話」について、JISのような
標準規格というようなものは定められていないようですね。
多機能化を追究するのも悪くはないのでしょうが、
少なくともユーザーの「ペルソナ分析」は詳細にやってほしい。
だいたいこの時期には夕方6時過ぎにチェックインした場合、
外光は室内には得られない環境になり、間接照明主体の照明環境では
チープな液晶画面表示はとくに老眼には端的に「見えづらい」。
そういう機器との対話をユーザーはせざるを得ないので、
メーカー側ではそういった状況への「想像力」を豊かに持って欲しい。
ビジネスホテルというのは、こうした空間提供業であることを
痛感させられますね。
そしてこういった空間性が、ある意味でニッポンのイマドキの
一般的空間性標準を作ってきているように思われるので、
住宅を考える企業人も、大いに参考にして欲しいと思われます。

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