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【日々参詣八百万神 in 東京・太田姫稲荷神社】

さてあれこれの要件があって東京出張。
朝1番に家を出て、早朝便でのフライトです。
そうすると、毎朝の散歩のはじめにお詣りする北海道神宮に行けない。
なんとなく心のこりという次第なんですが、
そういう気持ちを推し量ったように、半蔵門周辺を歩いていて
写真のようなかわいいお社を発見いたしました。
これ幸いと、参詣させていただき、こころの平安をいただくことができた。
でも、どういう神さまなのか、さっぱりわからない。
で、最近の情報利器、インターネットで検索したら、
以下のような記述にで出会った。by Wikipediaであります。

太田姫稲荷神社
所在地 東京都千代田区神田駿河台1-2
主祭神 倉稲魂神、菅原道真、徳川家康
創建 長禄元年(1457年)
太田姫稲荷神社(おおたひめいなりじんじゃ)は、東京都千代田区にある神社。
社伝によると、室町時代中期に太田道灌の娘が天然痘(疱瘡)に罹って
生死の境をさまよい、京都の一口稲荷神社(いもあらいいなり)が小野篁に
まつわる縁起により天然痘に霊験があると聞いた道灌が一口稲荷神社に
娘の回復を祈願したところ、天然痘が治癒したという。道灌はこのことに感謝し、
長禄元年(1457年)に一口稲荷神社を勧請して旧江戸城内に稲荷神社を
築いたとされる。後に城内鬼門に祀られた。
徳川家康の江戸入府後、慶長11年(1606年)に江戸城の改築により、城外鬼門に
あたる神田川のほとり(南側・右岸)(現在の東京都千代田区神田駿河台四丁目、
後に架けられた聖橋南詰の東側)に遷座した。
1872年村社に定められ、名も太田姫稲荷神社と改めた。
1923年の関東大震災では社殿が焼失、湯島天神に避難したが、1928年に再建された。
1931年に御茶ノ水駅の総武線拡張により、現在地に遷座した。淡路坂上の旧社所在地で
御茶ノ水駅臨時改札口脇に残された椋の木には元宮を示す木札と神札が貼られている。

ということなのですが、こちらは本社のことで、
わたしが参詣したのはどうやら出張所のようなお社のようです。
のぼり旗の林立がなければ、お社だけではほとんど気付くことはなさそう。
お稲荷さんらしい赤いのぼり旗の列が、いかにもという感じがして、
なんともかわいらしい。
ニッポン社会はこういういかにも八百万感が随所に満ちていて油断できない(笑)。
そしてこういった何気ない神社にも、500-600年の年季がある。
縁起にも親子の情愛が籠もっていて、なんとも人間味がある。
ありがたく合掌であります。

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