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冬の角館武家屋敷

秋田県での取材でした。
能代での取材で、帰り道、気になっていたクルマをチェックしてもらったら
エンジンオイルの減少とプラグの劣化が指摘されまして
どちらも交換してもらったら、一気に解決。
走行中、気になるノッキングが発生していたのですね。
時間は掛かりましたが、安心してドライブできるのはありがたい。

ということで、長期にわたった出張取材も
本日ようやく札幌に帰還できます。
なのですが、別件の取材意図もあり、角館の住宅群の冬の様子を見て参りました。
秋田で取材していて、やはり秋田的な感受性の中心に
角館の育んだ感性というものが抜けがたくあると感じています。
住宅内部の空気感や、光の入り方の感覚、また地域の薫りのような部分まで
秋田という地域性に、こういう部分があると思うのです。
まぁ、そんなものを感受しておきたいという次第です。
海岸部の秋田とか、能代ではほとんど積雪は見られませんが、
さすがに内陸に入り込むと、雪が多い。
しかし、北海道の雪の季節とは
やはり風の感覚がまず違う。
海岸部とは違うので、こちらでは風があまり吹いてこない。
そして湿度感がこれまたまったく違う。
北海道は気温が低いのはもちろんだけれど、圧倒的に空気に
ドライ感覚が強く感じられるのですね。
東北や、日本全域で、太平洋側と日本海側で大きく冬のありようは
大きく違いがありますが、
北海道の冬は、またこういう違いとも少し違いがある。
まぁ、そんないろいろな思いが角館の冬の空気の中から
強く感じられたのでした。

写真はある典型的な武家住宅ですが
屋根雪が重たく堆積していて、ときどき暖気の影響で
どさっと、落ちてくる。
そう言った音も含めて角館の冬って、伝わってきます。
建物の壁面や雨戸建具を保護するように、雪囲いが施されています。
もともと日本海側で日射が少ない上に
このように囲いをするので、基本的に大変暗い室内になる。
そういう建物内部に彩りを与えるように
京都文化の「雛飾り」が据え置かれている。
こんな情景が、ながく秋田のひとの生活の基本にあって
そういう感受性を育んできているのだろうなぁと想像できます。
でもわたし、北海道札幌の人間として
秋田には、どうしてもMotherな部分を感じてしまう自分がおります。
このあたり、どうなんでしょうか?
あまり一般性はない意見でしょうか?

北のくらしデザインセンター
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