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北海道R住宅、モデル事業決定

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きのう、国交省から長期優良住宅モデル事業の
事業採択決定通知が送付され、
北海道が関与する2事業の補助金総額が決定しました。
北方型ECO事業の方は、昨年の倍増近い210戸分が認められました。
さらに、北海道R住宅のほうは申請枠にたいしてなんと、満額の回答。
今年度、185戸の申請だったのですが、
すべて認められました。
若干の経緯はあったのですが、それにしても
予算申請が満額回答されるというのはきわめて異例。
国の方針が、既存住宅の性能向上、
中古住宅の流通マーケットの活性化、という方向であり、
その基本方針に照らして、この提案がいかに適格性を持っているかを
明確に表しているものと思います。
こういう通知を受け取って、
さて、これからが正念場とも思えます。
実際にこのモデル事業の補助金総枠を実行して、
あるべき中古住宅流通、住宅リフォームの先進的な社会的仕組みを
北海道地域で作り出すことが出来るのか、
まさに、北海道の住宅産業全体に大きなテーマが与えられたと言うことでしょう。
このチャンスを生かして、北海道の住宅の先進性を示すことは
地域経済の側面から考えても、大変大きな部分。
手を挙げてくれた71事業者のメンバーを中核にして、
さらに北海道建築業界全体の総力を挙げて取り組みたいと思う次第。
考えてみると、住宅リフォームというマーケットには
これまで明確な方向性というものがなかった。
そういうなかに、この北海道R住宅というものが、
理念としても明確な方向性を打ち出すことは、
日本全体の既存住宅の性能向上をリードすることにつながる。
そういった着地点意識を持って取り組んでいきたいと考えます。
そうなると、時間のない中で
どういった手を打っていくことが出来るか、
いろいろとなすべきことは多く、仕事の量は大きそうです(笑)。
<写真は日光にて>
北のくらしデザインセンター
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