本文へジャンプ

GW観桜の旅、静内・二十間道路

2194

きのうの連休初日、好天に誘われて
日高地方、静内の「二十間道路」へ観桜にでかけました。
札幌からは、おおむね2時間半ほどのドライブになりますが、
カミさんと交互に運転するので
けっこう長距離になっても、あんまり気にならずに遠出しています。

北海道内の観桜スポットとしては、
この「二十間道路」の規模の盛大さは、ちょっと隔絶しています。
二十間道路は、和種馬の大型改良のために
明治5年に黒田清隆が進言し、静内町(現・新ひだか町)から
新冠町にまたがる地域に開設した御料牧場のための行啓道路。
皇室を迎えるための迎賓館建築・龍雲閣まで
直線で7㎞、幅20間(約36m)にわたって両側に
約3,000本にのぼる樹齢100年のエゾヤマザクラなどの並木が続きます。
雄大な日高山脈を背景とした景観は
わが国で類を見ないスケールとして知られています。
わが家では、ここのところ連年、クルマに乗ったまま観桜できる
年寄り向きの観桜スポット(笑)としてありがたく通っています。
スケール感はハンパなく、まことに北海道的な観桜スポット。
ただし、開花時期にはすごい人出、ラッシュになるので
早朝4時に札幌を出発して、到着したのは午前7時前。
おかげさまでゆったりと見ることができたのですが、
朝の内なので、つぼみが開ききっていない花もあるのだそうです。
また、朝日の当たる側と当たらない側があって、
昼間のように満艦飾の輝きは見ることができません。
写真は、並木の真ん中近くでT字に交差する枝道の様子。
周辺には出店などもあって、一番にぎやかな場所。
ということで、早朝の適度な賑わいのなか、楽しんで参りました。

2190

で、馬産地の春らしく
周辺の牧場ではこの春に誕生した子馬たちが
それぞれ母馬と寄り添って草を食んでいました。
やはり同じ哺乳動物の情愛に癒やしを感じますね。
サクラとともに、こういった景色も一緒に楽しむことができます。
GWにこんな景色を楽しめるなんて、
まことにうれしいことしの北海道です。

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.