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MacOSアップデートでソフト不具合報告

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わたしはDTPの仕事もある領域までは自分でもしています。
中小零細出版社としては、そういう部分も「体感」していなければならない。
年齢とともにしんどい部分もありますが(とくに眼精疲労)
まぁそれなりにこなしながら、やっております。
ということになるとパソコンはMacを使うことになるのですが、
定期的にやってくる「バージョンアップ」という
まるで定期受診を義務づけられた「健康診断」のような
受け身にならざるを得ない体験が宿命づけられている。
スタッフ各人はそんなに一生懸命やっていく必要はないのですが、
パソコンとそのネットワーク環境、仕事の進行管理を考える立場では
自分自身はある程度、モルモットになる覚悟は持たなきゃなんない。
まぁ、「業」のようなものであります。

っていうことで、おとといAppleからアップデートのアラートがあった。
1日おいて、きのう、おとなしく従った次第。
で、やっぱり案の定、ソフトの不具合に遭遇。
通常、DTPでの文字入力にはエディターソフトを使用します。
ワープロソフトのように重装備ではなく
エディター作業に適しているので、全メンバーに使ってもらって
全体としての作業効率を上げているのですが
そのメインのエディターからプリントアウトさせたら、
文字が大きく脱落して、点々としか印字されていない。
「PDFを作る」指令で出来上がるpdf書類も同様の不具合。
最初は、よくあるプリンタドライバの不整合かと思ったのですが、
wordにデータを持って行って印刷させたら問題はない。
ということで、ソフトのメーカーに「不具合報告」を上げたら
写真のようなやり取りが成立して、修正されることになるようです。
というようなことで弾みもついてしまって、天気はよかったけれど
久しぶりにMacの環境整備にあれこれと取り組んでおりました。
ユーザーをこういうふうにリードする機会を作るっていう意味では
やっぱりAppleの作戦は、なかなかにうまい。
トヨタの車には、基本に関係があまりない部分に
意識的とでも言えるような不具合が忍び込まれていると言われる。
それを直すのに、販売店に足を向けさせて
顧客との関係を強化する狙いがあるのだ、
というような都市伝説を聞いたことがありますが、
当たらずといえども遠からずの作戦は、大企業は考えているのでしょうね。
よく触れる機会を作れば自然と愛着が湧く、ということなのか。
まぁ、モルモットの気持ちよさってのもあるのでしょうか(笑)。

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